フリートーク > 2001年1月22日バックナンバー
プロポーズ
年明けに、昨年会社を辞めた同僚ふたりからメールがあった。21日の夜おいしいものを食おうとのことだった。飲み仲間でもあり、バカ騒ぎ仲間でもあったので、会社を辞めてからも外部のメーリングリストなんかを使って常に連絡を取れる状態であったのだが、年明けに自宅へのダイレクトメールと携帯への留守番電話攻撃をされ、不審に思いながらもとりあえず約束を取り付けた。それが今日。
新宿で待ち合わせなのだが、辞めた人間がふたりもそろい、おいしいものを食べようというのもなんだか変な話だった。もともと大勢の中の三人という関係なので、ダイレクトで個人的に飲んだり食べたりすることもない。しかもこのふたり、うちの会社を辞めた後、独立して会社を作った人のところで働いている。最初、合コンか!? と思い、気合いを入れてみようと思ったのだが(馬鹿なヤツ)、なんだかそれもおかしな話だと思いながら約束の場所へ向かった。
案の定、プロポーズされた。要するに「引き抜き」だった。
私自身、昨年8月に命からがら異動をし、まったく新しい分野で新しい経験を積もうと夢を見ていたのだが、ふたを開けてみるといまの部署も問題が山積、とくに上司がまったく使えないヤツ、自分だけががんばっても個人の力ではどうにもならないことに最近気付き、かなりのストレスを感じるようになっていてはいた。それを察してのプロポーズ攻撃だった。私の性格をよく見抜いたいいストロークではある。
今度の仕事は私がとても興味を持ち、そして以前からとても発展性のある(つまり儲かる)と考えている方面で、幅広くできる人間を欲しているとのこと。そして、それも派遣だとかを使えば可能であるけれども、そうではなく、社員として、同じ仲間として仕事ができ、しかも「おもしろいヤツ」であることというのが条件だそうだ。それで白羽の矢が立ったのが私だ。だいたいにおいて、私は仕事よりもキャラで採用されることが多いんだが(^^;) 仕事、ほめてくれよ。ま、いっか。
うーーん、俺のこと少しかいかぶってねーかと思いつつ、今の部署での不満をぶちまけてみる。けっこう口に出してみるといろいろあって、条件的にもいまの部署での仕事は割に合わない。だってそっちにうつれば単純計算で月給は1.8倍、ボーナスはないけれども、年収にして1.5倍は確実に増える。そして、自分の好きな仕事を自分のペースででき、自分の能力をフルにいかせるとなればこんなにおいしいことはない。
とりあえずふぐ料理フルコースをごちそうになり、そのあとのカラオケまでごちそうになってしまった。いわゆる接待(笑)ってやつ。私はかなーーり悩んだけど、いますぐは結論が出せないので前向ききに考えさせてくれと言ったが……。
しがらみさえなければそっちにいきたい樋渡。でも、つい先日、トップに嘆願していまの仕事のやり方をもっと効率よく行うための方法論を提出し、それに則って来期はやっていこうというところだったので複雑……。
どうしたもんか。プロポーズも間が悪いときには受け入れられないこともあるし、まさに今がその状態だったりする。うーーーん。
でも、ふぐのフルコースはめっちゃうまかった。<物欲、食欲に弱いヤツ。