フリートーク > 2001年2月25日バックナンバー
MacWorld Conference & Expo.レポ〜ト♪
行って参りました、千葉は幕張、日本コンベンションセンターで行われた「MacWorld Conference & Expo./Tokyo 2001」! 樋渡は元々Macintoshユーザーでして(会社だと逆にWindowsユーザーなのだが)、仕事ではあったものの、趣味と実益を兼ねてがんばっていってきました。
目当てはAdobeのCEO、Bruce ChizenのセッションとPalmのブースだったんですが、そのほかにもいろいろ回ってきましたのでかる〜くレポートしちゃいます。Windowsユーザーのみなさんもぜひ呼んでくださいまし。
ちなみに、22日のジョブスの基調講演には行けなかったのですが、AppleのWeb以外にもこちらでも公開されていますので、興味のある方はどうぞ。
さて、まずは23日の朝から催されるBruce Chizenのセッション「Network Publishingが開くパブリッシングの未来」です。パブリッシングとは印刷のことですから、こりゃーInDesign関連だろうな、あまりネットワークには関係ないなと半ば覚悟していったのですが、セッションの内容とデモムービーに感動して、樋渡、年甲斐もなく泣きそうになりました(笑)。
InDesignとはアドビの組み版ソフトです。日本ではQuark社のQuarkXPressが多く使われており、PageMakerなんかも含めてAdobeは組み版において出遅れていました。が、今回のInDesign日本語版はどの雑誌でもものすごく高い評価を得ていて、日経BP社ではすでにInDesignを使って入稿をすませているほど。実力のほどは雑誌のレビューをご覧いただければと思いますが、これのすごいところはすべてWeb向けにも出力できるところ。PDFに出力することでパソコンだけでなく、携帯電話やPDAなどにも配信できるので、まさに「いま起きていることをすぐ伝えたい」という報道の基本をリアルタイムで行うことができるのです。図版入りのニュースリリースをInDesignで組んでそれをWebに、PDFに出力して携帯電話、Palmへ。彼らのすごいところは、こうしたビジョンが本当に一貫していること。アドビはインフラ屋さんではありませんが、ソリューション屋としてそれをデファクトスタンダード(事実上の標準)にする力を持っているんですね。これは注目です。すでに海外ではヒューレットパッカード、ノキアがAdobeと提携、日本ではKDDIのau端末がムービーを閲覧できる機能、SVG(スケーラブルベクターグラフィックス)を利用した位置情報サービスを開始する予定です。
さて、その後メシを食ってAppleのブースへ。あちこちにニューiMacとチタニウム君の巨大な垂れ幕がさがっていましたが、あの新型iMacのデザインはどうですかねぇ。某氏ともメールでお話しましたが、「アップルの首脳陣にとっては、70年代は終わっていない。頭が古いのではないか」とのこと。私もそう思います。株価も低迷している中、意表をつき、新しいユーザーを確保しようというには、ちょっと感覚がずれているのではないかと思いました。すでに海外のユーザーフォーラムなどでは、かなり辛口の書き込みが目立ちますね。
OS Xを乗せたG4もおいてあったのですが、人だかりができているために実際には触ることができませんでした。まぁ3月24日には発売されるし、会社のPublic Betaでも触って遊ぼうかなという感じです。ステージではずっとPower PC750(PowerPC G4)とチタニウムのPowerBook G4のデモンストレーションを行っていました。ここもすごい人でした。
さて、続いてAdobeさんのブース、こちらではInDesignとPremiere 6.0、LiveMotion、GoLiveのデモンストレーションを行っており、どれも盛況でして、はじのほうにあるAdobe Hans On Stageでは、事前申し込み制の講習会をやっておりました。私が行ったときにはLiveMotionの講習をやっておりまして、入れなかった人たちがブースを囲むほど。個人的にはFlashよりもLiveMotionのほうが使いやすいと評価しているので、いまFlashアニメーションに挑戦したいと思っている人なら、絶対LiveMotionをおすすめします。
Palm Computingのブースはわりとこじんまりしていて、ちょっと萎え〜。でもPalmオタクの樋渡、いろいろ見て参りました。まず注目なのは、Palm搭載機でムービーを見ることができる「gMovie Player」ですね。こちらは先着500名にCD-ROMを無料配布していたので、初日に行った同僚に頼んでもらってきましたが、早い話がパソコンで「gMovie Maker」というエンコーダーで映像をエンコードし、Palmで見られるようにするもの。ポケットPCやザウルスではもとからムービープレーヤーがついているのに、Palmにはなかったので、けっこう注目かも。でもまだ試してませんけど(^ ^;;
それからVxミレニアムエディション、実物を見てきました。あのVAIOを彷彿させるようなブルーはどうかなーと思っていたのですが、Webの写真と比べて実際に見てみるほうがずっといい色だなと思いました。ちょうど海外のWebClippingサービスのデモンストレーションコーナーにあったので、見るついでに触ってきて、WebClippingサービスの速さと可能性を実感して参りました。でもさー、いつまでたっても日本向けのワイヤレスソリューションが発表されないのはどうですかねぇ。海外ではすでにPalm VIIxとかアンテナつきのモデルが発売されてるってのにさー。いつまでもサードパーティーのソリューションに頼っていたら、HandSpringとかSONYに負けちゃうんじゃないかなぁ。
いろいろぐるぐる回って、各社のブースで講演している人ともご挨拶かわしながら、さぁ帰ろうかなというところで、樋渡、物欲がむくむくと鎌首をもたげました。いかん、今日は仕事で来てるんだぞ、と自分に言い聞かせましたが、行っちゃいました。イケショップのブース(笑)。とりあえず値段だけ見て考えようと思っていたのですが、見ちゃいました。G3/MT用のG4 400MHzへのCPUアップグレードカードが激安! さぁどうする、樋渡! あ、しまった、現金ないや。カードでいいですか。とうとう買っちゃいました。えへへ(*^o^*) ついでにトラックボールも買ったんですけど、まだG4にしてません。なんか差した瞬間にいっちゃったら怖かったので、とりあえずWebをアップデートしてからってことで(^ ^;;。使用感はまた後日〜。
そんなこんなで帰って参りましたけど、年々展示会のほうがしょぼくなってきましたね。人もそんなに入ってませんでしたし、ずっと以前は展示会に合わせて各社新製品を発表、という感じだったのに、今回はそれもなし(iMacのアレじゃぁねぇ)。やはりこれからはカンファレンスやセミナー、セッションを充実させていくほうがいいのではないかと思いましたし、やはり各方面で言われているように、PC市場が成熟期に達しているのだろうなぁと思いました。