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フリートーク > 2001年5月4日バックナンバー

ベガスでよーがす♪

 というわけで(なにがというわけだかよくわからんが)、4月22〜29日まで、ラスベガスへ出張行って来ましたざんす。ええ、もちろん仕事ですよ、仕事。カジノなんて見向きもしません。当然です。
 久々の海外、いやーもうパスポート切れちゃってるわ、ドルに両替してないわ、荷物はまとめてないわでバタバタだったんすけど、しかも前日は遠足に行く子供が興奮して眠れないのと同じようにまぢ睡眠不足だわで困ったもんでした。(^^;)
 仕事の部分は省いてざざーーーっとラスベガス紀行でも書いちゃいましょう。とほほ。

●NABリポート
 ラスベガスでは22日から4日間、「■NAB」と呼ばれる世界最大級の放送機器展示会が開催されていました。今回の目的はこれの視察と取材。■こちらのラスベガスコンベンションセンターはものすごく巨大で、NAB以外にもさまざまな展示会やイベントが催されます。
 ラスベガスヒルトンホテルから歩いてすぐ。我々はラスベガスヒルトンに泊まっていたので楽でしたが、このコンベンションセンターはラスベガスの目抜き通りからかなり離れているので、空港に近いホテルに泊まっている人は■シャトルバスに乗ってこなきゃいかんので不便かも。このシャトルバスはさまざまなホテルを経由するほか、インターネット関連ソリューションを展示している■サンズ エキスポセンターに行くのにも利用します。
 コンベンションセンター内だけでも巨大すぎて足が棒になるっつーのに、20分もバスに揺られてサンズまでいかにゃあかんってのもあれですが、インターネット、とくにストリーミング関連のソリューションの多くはこちらに展示されていますので、主にこちらでの情報収集がメインになりました。

 コンベンションセンターのヒルトン側入り口前に設置してある■休憩所でうち合わせ中。サングラスしてないとまぶしくて暑くてたいへん。(^^;)
 ついでに、中に入ってすぐに他部署の人にばったり出くわし(この広い会場内でばったりってのはかなり運がいいほう)、■立ち話。ちょっと真剣な樋渡。

 今年のテーマは「Convergence Market Place」でしたが、ここ何年かはインターネット関連ソリューションがほとんど。既存の放送メディアもインターネットにどのようにコンテンツを出してビジネスモデルを作っていくか、また、インターネットでのストリーミング配信も技術的には出そろっているが、どのように効率的にコンテンツを管理し、エンコードなどの手間を省くか、そんな方向へ向かっています。■SONYさんの巨大なブースでは「ANY CAST」というテーマが掲げられていたのですが、これはコンテンツサーバーからコンテンツマネージメント、エンコード、配信までを一手にまとめ、どこでも、いつでも、いろいろな形式で配信しましょうというソリューションを表したいいキーワードだったと思います。

 特に目新しいものはなかったような印象もありましたが、ストリーミング関連に絞っていくと、ひとつのコンテンツを自動的にエンコード、あるいはリアルタイムにエンコードしていくソリューションがどんどん広がっているなという感じでしたね。異なる帯域、異なるメディア形式に人力でそれぞれエンコードするのはもうダルい、そういうのはもうシステムにまかせて人間はもっと新しいビジネスモデルを考えたりせにゃあかんという時代だと思います。
 そういったソリューションにおいては、DEMO 2001で発表されたGeneric Mediaのシステムはすばらしいものでしたし、Pinnacle SystemsのStream Genie、Stream Factoryもすげーもんです。今回、TELESTREAManystreamという会社が、エンコードや配信までを自動化するシステムを展示していました。また、ノンリニア編集ソフトの大手でもある■AvidやストレージのEMCなどでは、天文学的なストリーム数の配信を可能にし、同時にリアルタイムに異なるメディア、帯域でエンコードを行う堅牢な配信システムを展示していました。
 ついでに腐れマカーの樋渡、■Appleのブースにも。ちょうど23日(?)にはFinalCut Pro2とQuickTime 5がリリースされました。FinalCutはリアルタイムレンダリングが可能になり、QuickTime5はMPEG1とFlash4をサポート、スキンもカスタマイズできるようになってかなり大幅なアップデートでした。
※おまけ:■Generic Mediaのピーター・ハディCEO。生です。元AppleでQuickTimeの生みの親です。

 うわーー案の定仕事チックになってるので、ここらやめときましょう。
 次は中日に休暇を取って行って来たレッドロックキャニオンとグランドキャニオンでも。(^^;)

●レッドロックキャニオン観光
 ■こちらのレッドロックキャニオンは、その名のとおり赤い岩が隆起したもので、ラスベガス郊外に位置します。およそ6500万年前の姿そのままということです。こりゃすげいっすよ。海の中にあったものが地殻変動で隆起して、砂漠地帯になった今の時代にまで残っているんですもん。写真だとわからないと思いますが、これがすっげーデカいんですよ。バスから見る限り「近いじゃん」とか思ったけど、降りて実際に見てみると、近いんじゃなくて「デカい」! 休日にはよくロッククライミングをしている人がいるということだったのですが、よーく見てみるとハエのような大きさで動いている人間を発見! 人類の小ささと大自然の懐のデカさを思い知らされました。(^^;)

●グランドキャニオン観光
 グランドキャニオンは、ラスベガスからセスナでおよそ1時間半ほど飛行します。人生変わるというウワサですから、見なきゃいかんです。■セスナの窓から撮影したこの風景、すごくないですか? こんな状態が延々続いてるんですよ。まわりはなんにもないの。でも途中でガイドテープを聴きながら不覚にも寝てしまい、人生において初めて、着陸を知らずに起こされたってやつをやっちゃいましたがな。だってお経みたいなテープを延々聴かされるんだもん(;´Д`)。
 グランドキャニオンは国立公園に指定されていて、そこからバスで展望台に向かいます。その間原生林にも近い林の間を抜けていくのですが、こんな水のない場所でもすんでいる人々がいるんですねぇ。ネイティブアメリカンの末裔の人々ですよ。モノホンのナバホ族。町もできていて、学校やら郵便局やら、鉄道(!)まであるんです。
 ただし、水はどこを掘っても本当に出ないそうで、90kmも離れた隣町から給水車がくるので、ここは水が高い! レストランもあるんですけど、アメリカで二番目に高いマクドナルドがあることでも有名です。(^^;)
 で、■展望台からの眺めがこれ! ああ、もう写真で伝えきれないのがもどかしいです。まじですごいです。なんつーか人生変わりますよ。あそこからの眺めを見て「あー俺はなんてちっぽけだったんだ。もっと雄大に生きよう」と思わない人はいないはずです。写真集なんかでよく見るあの風景が、ホントに目の前にあるんだよーって感じ。
 この展望台付近にはホテルがあるのですが、とにかく二年先まで予約でいっぱい。有名人もたくさん泊まりにくるらしいのですが、グランドキャニオンの向こうから朝日が昇るのを見られるんだから最高のロケーション、最高の贅沢でしょうねぇ。
 しかしなんだかこのときは日本人の新婚カップルにまみれ、樋渡、上司ふたりと凹みっぱなし。あちこちでハートマークが飛び交っていてどうにもブルドッグ状態。


樋渡「なんなんスかねェ。流行ってるんスか、新婚旅行にグランドキャニオンって」
上司A「いやーマイナーなほうだろ。つーかさ、手ェつないでるってどーよ」
上司B「なんかビデオ回しながらいちゃいちゃしてるし」
樋渡「Aさんも手ェつないでるんじゃないんスか、奥さんと」
上司A「やめてくれよ。うちはもう20年になるんスけど」
上司B「うちは5年目だけど手なんかつなぐかよー、かんべんしてくれよ」
樋渡「それに比べて、うちらどーなんスかねェ。関係のわからない三人組。親子でもないしカップルでもないし……」
上司A「ホモの三人組だろ。お前男だし」


 業を煮やした樋渡は、■新婚カップルを押しのけ、高台に上って撮影。しかーし、グランドキャニオンの展望台からは、年間20人ほどの人が転落事故で亡くなっているそうです。くわばらくわばら。
 そして再びセスナに乗ってラスベガスまで。またやっちゃいました。爆睡。だってこの4日間ずっと6時半起床、2時就寝だったんだもん(T_T)

●市内観光
 ■ラスベガスといえば不夜城ですな。仕事が終わった夜には飯食いがてらカジノへGO。ただし億万長者への夢は遠く、ぼろ負け。この時点で持ち金80ドルくらい。(;´Д`)
 さまざまなホテルで毎晩華麗なショーが催されているのですが、ルクソールというピラミッド型のホテルでは、IntelのCMでおなじみ、顔を青く塗りたくったBlueman Groupのショーを見てきました。どのショーも人気でなかなか取れないのですが、こちらはキャンセル待ちでねばってけっこういい席を取れました。連日の疲れのためか、途中ドラムの音が心地よくて20分くらい気を失ってしまいましたが(^^;)、とにかく笑い転げた楽しいショーでした。写真がないのが残念(;´Д`)。
 最終日によった■HardRock Hotelの外観。HardRock Cafeマニアな樋渡、ラスベガスに来たら絶対ここに泊まりたかったんですけど、とりあえずTシャツ買いまくり。プールサイドもいい感じだし、さまざまなアーティストの衣装やら楽器のコレクションが展示してあって、今度オフで来たら絶対ここに泊まるのです。
 ほかにもさまざまな楽しい仕掛けのあるホテルがラスベガスにはありまして、そのすべてを見られなかったのは残念ですが、ミラージュというホテルの中には■こんなジャングルが! ちょうど「ジークフリード&ロイ」という二人組+ホワイトタイガーのロングランのショーがここで催されているのですが、ホテルのなかには虎がいた(笑)。でも白くなかった(;´Д`)。

 そんなラスベガスで困ったのはメシで、ビュッフェスタイルの朝食はいいのですが、夜なんかもうタイヘン。どこ行ってもバカみたいに量があって、ネタにと思って頼んだステーキは、日本じゃ考えられないくらいの厚みとデカさで大食いの樋渡を圧倒。もう肉は見たくもありませんがな。
 それから、朝から晩までカジノやってる人には驚きましたがな。我々は仕事で来てるのでそんな暇はほとんどなかったのですが、ラスベガスは本当に娯楽の町。金を使うための町なんですねぇ。

 はてさて、そんなこんなで大忙しの毎日ではありましたが、一路日本へ。エコノミーでぎゅうぎゅう詰め状態、極度の疲労で一睡もできず、ついたらついたでお約束。
「日本円がなくて帰れない」
 成田から京成スカイライナーで日暮里まではおよそ2千円。樋渡の財布の中には千円しか入ってませんでした。人としてどーよ。(;´Д`)