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フリートーク > 2001年5月18日バックナンバー

毛の生えた動物

 最近凹み気味の会社の同僚(ちなみに他部署だが、昔同じ部署で酸いも甘いもともにした人物)と久しぶりに飲みに行きました。おそらく5月病だと思うんだけど、ものすごく落ち込んでいて、見ていて痛々しいほど。
 なんでも、自分が許せないそうで。ものすごくわがままな人が同じ部署内にいるそうですが、その人の相談をまじになって聞いてやったのに、突然手のひらを返されたとか。よくはわからないんだけど。それに対して怒っている自分が、「どうしてこんなことで怒ってるんだろう」みたいな感じで許せなくなるんだそーだ。
 その気持ち、すっげーよくわかるよ。その同僚の彼女、おいらと精神構造がよく似ていて、とにかく納得行かないこと、承伏できないことにはがんとして反発する「戦うサラリーマン」系。俺思うんだけど、納得行かないこと、自分の力でどうにもならないことに対して戦う姿勢ってすごく重要だと思う。サラリーマンって「会社のため」みたいに思って働く人間だと思われているけど、自分のために働く人はすっげーパワーを持ってる。おいらはどんなに小さいことでも、許せないことは許せない、がまんできないことはがまんできないと言えることがとても重要だと思っているんだよね。納得行かないのに文句も言わず、ただ命令に従って働くだけの「歩兵」でありたくないから。
「そんなのあんたじゃないよ。あんたはこれまでもなんに対しても憤ってきたじゃん。それでいいじゃん。なんでそんなことで自分を嫌いになる必要があるんだよ」って言ってあげました。少しほっとしたご様子。
 そんな私も最近けっこうアレな感じで、ふたりで飲んでいたところ、自分たちに足りないものは「癒し」であるという結論に達しました。
 やっぱ疲れて帰ってきたときに家に誰もいないってのはすっごく寂しい。実家にいたころは、どんなに遅くなっても、たとえ早朝に帰ってきても、頭の悪い犬が出迎えてくれて、一緒にベッドで寝ていたもんです。馬鹿な犬ほどかわいいのだよ。
 そうだ! ペットを飼おう! それが癒しへの第一歩だ! という会話になったものの、一人暮らしの住まいで飼える動物なんてたかがしれてるしなぁ。
 俺的にやってみたいのは、蛇を飼ってだな。冬に首に巻いて出勤して、コートを脱いだときに「あ、マフラーと間違えちゃった!」っていう身体張ったネタをやりたい。だがそれで電車に乗ってくるのは至難の業だ。ネタの反響よりも危険度のほうが高い。だめだな。
 フクロウとかどうよ。なんか最近密かに流行ってるらしいけど。でも夜中に鳴かれるのもアレだよな。それに一応猛禽類だし、ネズミとかの小動物くわえてくるのは勘弁して欲しい(猫で懲りているのですよ(;´Д`))。
 あとはタカとかワシとかの典型的な猛禽類。いいなー昔「鷹匠」とかあこがれませんでした? でも伝書鳩とか採ってこられても困るし(;´Д`)←伝書鳩の天敵はハヤブサだそうですよ。伝書鳩の半分くらいが、途中ハヤブサに襲われて戻ってこないとか。
 おいら、毛の生えた動物が好きなんだよね。なんかかわいいし。愛情注いでそれを理解してくれるし。インコみたいな小さいのでも、自分を大切にしてくれる飼い主のことはよくわかってるんだよねぇ。毛が生えてる動物をいじるだけで、「救われた」って気分になるんだよねぇ。
 というわけで、毛の生えた動物を検討してみるのですが、よく考えたら自分、ほとんど家に帰れないじゃん。俺もかわいそうだけど、動物はもっとかわいそうだからやーめた。癒しへの道はほど遠い……(;´Д`)