フリートーク > 2002年5月9日バックナンバー
英雄王ではなく異端者が主人公なわけ
激烈に体調の悪かったゴールデンウィーク後半もいつの間にか終わっていて、なんだか損したような気もする今日この頃。みなさまいかがお過ごしでいらっしゃいますか(手紙の書き出し文みたいなのはやめれ)。
あ、なんかこういう書き出しのフリートークも久しぶりのような気がするなぁ。昔のフリートークってすげー病んでたし(笑)のっけから叫んでたりして、病気っぽかった。つーか躁鬱病だったのか(笑)。
ゴールデンウィーク後半、千葉の館山付近まで学生時代の友人たちとバーベキューに行って参りました。毎年この時期に集まって五月の太陽の下、太平洋を望む海辺でうまい肉やらデカいハマグリやらを焼いて食べて寝て騒いでいるのです。昨年は仕事がテンパっていたために黄金週間フル出勤(笑)、おかげで出席できなかったのですが、今年は同居人を連れて参加してきました。
もう何年も前から結婚した連中が家族を連れて参加しはじめているんですけど、そろそろ樋渡も彼氏連れてきやがれってことでご指名を受けたのですが、同居人は前日まで雀荘にいりびたっており、しかも鬼のように酔っぱらって帰ってきたために午後からえっちらおっちら電車に乗って参加。すげー都内から安房小湊って2時間半もかかるんだぁ。いつもは車で行ってたから知らなかったよ。
すごく天気がよくて、半袖のTシャツで十分すぎるくらいの暑さでした。いやー海っていいなぁ。特急わかしお号から見える海がまたきれいでねぇ。安房小湊についてから海岸まではすぐなんだけど、もう海の匂いがプンプン漂ってきていい感じ。肉もうまかったし、自家製ソーセージやらきゅうりやらいろいろ食べつつ、みんなと近況報告にいそしみましたです。
あー釣りとかもできるんですね。ちっちゃな小魚が捕れるので、キャッチアンドリリースが天然で楽しめます。
が、しかし、おいらどうも最近酒に弱くて。また泥酔ですわ。とほほ。昨年末に体調を崩してから、なんだか体質が変わってしまったらしく、これまで軽く飲めた量ですぐに大虎になってしまうのです。ウクレレ持ってきてたやつがいるので、おいら酔っぱらってそれに合わせて上機嫌で「森の熊さん」とか歌ってたんですけど(これが○○歳の大人のやることかよ(;´Д`))、そのあとの記憶がまったくない。覚えているのは全然目が見えなくて足もフラフラして立ってられなくて、帰りの車(帰りはメンツの車で帰ったのだ)でコンビニ袋を耳にかけて寝ていたっつーことか。いい大人なんだからいい加減にしましょうよ、樋渡さん。
あうう〜せっかくのバーベキューだってのに、食ったもん吐いてどーするよ。相変わらず体調悪いまま終わってしまった、これまた予定通りの黄金週間。とほほ。
ちうわけで千葉の海の模様はこちら→■ ■
ちと少しだけ仕事を始めているので、一日ネットや本なんかで調べものをしている最近。なんとなーく小説書くのに飽きたっつーか、食傷気味だったりして、ちょっと潜り気味の日々が続いてます。たまに顔出したりするときもあると思いますが、そんときはかまってやってください(でも適当に巡回してるっす)。
その合間に、気分転換でやってるFFTには相変わらずハマってるっつーか。おもしれ〜よ〜! 最初「ちょっとふつーのFFやってきた人には難易度高すぎやしねーか」とか思ったのですけど、慣れれば全然苦ではないことが判明。そういえば、難易度なんてむかーーしやったゲームのほうがよっぽど高かったような気がするし、最近一般向けのヌルいゲームしかやってなかったから難しく見えただけなんだな。まぁだいたいラムザは戦闘中エール送ったりはげましたりしておけばよろしい(しかしあれだ、戦闘中に励ましたりエール送ったり叫んだり、実際に見たら異様な戦いぶりだ)。20回くらいエール送って自分のすばやさをあげておけば、アルガスやガフガリオンなんて目じゃねーさ、ははは。
いや、ゲームのシステムなんかどーでもいいんだけど。ストーリーが相変わらず黒くてよろしい感じ。腹黒い私にはぴったり。さすが薔薇戦争をモチーフにしてるだけあって、骨があって黒くてハラハラしていいですなぁ。このゲームの主人公はラムザだけど、本当はディリータが主役なんだよな。この世界の歴史では。表舞台で英雄となった男ディリータの視点で語るのではなく、異端者で表舞台には決して姿を現すことのなかったラムザの視点で語られているところにおもしろさがあるっつーか。貴族の子息ラムザが持てる者、平民の息子のディリータが持たざる者であったはずなのに、この物語の世界では獅子戦争終結後、逆になってるのがあれだ。運命ってやつは過酷で気まぐれだなーと思う。第一章とか第二章で、ディリータの台詞で「(身分の差だけは)絶対に越えられない」みたいなのとか、骸旅団の女剣士ミルウーダの台詞で「貴族は私たちからすべてを奪っていく」みたいなのがちょこちょこ出てくるんだけど、かなりそれでダメージを食らった。痛い、痛すぎるよその台詞。昨今のとってつけたような台詞しか出てこないRPGとはわけが違う、なんか妙に重みのある台詞だなと思った。いいよ〜こういうの、しびれる。<ヘンタイですか
そういや、FFT最終章の「愛にすべてを」って、クイーンの曲そのまんまなんだよね。以前攻略ページを探してたときに偶然見つけたんだけど、ゲームとか漫画とかの作品について、その人の独自の切り口で解説しているところがあるんだよね。その人はFFTとクイーンの関係について語ってたんだけど、クイーンの「愛にすべてを」の歌詞を和訳してみると、この物語はディリータのためにあるのだという解釈ができるのだそうな。「愛にすべてを」って、前から思ってたけどいい和訳だよね(ほら、昔の洋楽の邦題ってすっげーヘンなの多いじゃない。「暗闇にドッキリ」とか<by オジー・オズボーン。そりゃ「Shot In The Dark」じゃなくて「Shock In The Dark」になっちゃうだろって)。ずきんとくるよ。なにも持ってなかった男が英雄にまでのし上がるその過程を思うと、なんだか泣けてくる。
順風満帆だったラムザの人生が、二章以降で大きな流れに巻き込まれ、休みなく戦い続ける過酷なものになっているのに対して、持たざる者だったはずのディリータはどんどん出世してその流れを利用していく立場になってく、って対比がすげーおもしろい。でもこれをディリータの視点でディリータを主役にしてしまったらおもしろくないんだよな。物語の設定上、表舞台には出てこなかったラムザが真の英雄だと記される白書が見つかったことをきっかけに、歴史の真実を紐解いていくみたいなことになってるわけだし、ラムザの視点で物語が語られていることで、親友だった者同士が別々の道を歩む悲しさみたいなのが浮き彫りにされるんだと思う。
まぁわしはディリータもかっちょいいと思うが(ストーリーで一年後に再会したとき、嘘のように強くなっててびびった。男は叩かれて強くなるんだな)、やっぱ世間知らずで純朴でまっすぐな、主人公の異端者ラムザがいいな(しょせん主人公萌え)。なんにもしらなかったやつが世間の荒波に揉まれて大きくなってくるってのがいい。やっぱ主人公にしておもしろいのは、なんにせよ成長型のヤツだなとまじで思った。
あーそれから、またサントラがいいんだ。買っちゃったよ、思わず。SLGに似合いの戦闘の予感を感じさせるいいオープニングだし。なんかバグパイプっぽい音が入ってて、背筋がぞくぞく来たよ。
うわ〜なんかゲームごときでこんなに語ってどーすんだ俺! アブナイ人みたいじゃないかぁ!
いや、なんか今度物語を書くときは、こういう冗談抜きで戦争を題材にしたもんでも書いてみようかなと思ったり。ネタはないけどやるならまたファンタジーになっちゃいそう。あはは、次はSFやりたかったんだけど。って、こないだは「神々の黄昏」が終わったら小説書かないかもとか言ってたじゃん! いーじゃん別に。B型だから毎日言うことが違うんだよ。
小説の話に戻すと……。なんつーか食傷気味になってるってのはホントだったりして、いや、書くのが嫌いになったわけじゃなくて、ただ単に書いていてつらくなったので進まないってだけ(笑)。
基本的に「成長型主人公」ってお約束を守りながら書いていこうというスタンスなんだけど、それってけっこう書いている自分が巻き添えくらうんだよね。乗って書いているときってのがいちばん引きずられやすくて、書いていて鬱になりそうになるってゆーか。主人公の言動が自分にそっくりになってきちゃうんですよ、あっしの場合。
成長型主人公の出てくる話は読むのも好きなんだけど(Decoさんところの『平原』がそうだよね)、自分になぞらえて入り込みやすいのですげーハートにずしんとくる。いま本編ではセテが何もかも失って、サーシェスもなんだかたいへんなことになってしまっているところなんだけど、なんつーか会社辞めてせいせいした〜とか言ってた直後に比べて、いま「稼がなきゃ」みたいな焦りを感じていて、ダブるんだよ、精神状態が。よーするに会社辞めたことで自由を得たかわりに、毎月必ず入ってきていた給料とか肩書きとか、会社の名前でつきあいのあった人脈の半分くらいは失ってしまったわけじゃないすか。会社に守られていたすべてがなくなってしまったわけで、ハローワークに行ったときはまじで愕然とした。
素に戻るとやっぱ先行き不安だよ。正直言って。こういうときのほうがたぶん筆が進むのかもしれんけど、ちょっと書きたくない(笑)。これまでも自分の書いた文の合間に、「私、いま焦ってます!」みたいなのが見えるときもあったので、怖いわ、やっぱ。あれれ、やっぱ私は躁鬱の気があるのだろーか(^ ^;;
それでも成長型主人公を書こうとするのはなんでだろうなぁと考えてみる。いろんな物語で成長型主人公ってのは語り尽くされているはずなのに、なんでだろう。やっぱ人間って、ホントは臆病でずるがしこくて、失敗もして泣いたり笑ったりかっこ悪かったりして、だからこそ人間性に惹かれてしまうわけじゃないですか。そういう「そのへんにいるようなヤツ」って存在感を書きたいんだろうなぁと思う。
完璧な登場人物ってのもすごく好きなんだけど(うちでいうところのレオンハルトみたいなヤツ。てゆーかあれは神の領域だ(笑))、あんまりにも完璧すぎて描写するのにおもしろくないっつーか。読むのは好きだけど。でもまぁ、私なんかにかかるとレオンハルトでもボロボロ隙をつくってしまったりして「ははは、聖人君子面なんかさせねーぜ、ゴルア!」って感じではあるのですけどね。うふふ。<なにかたくらんでいるらしい
そう考えると、私の場合、完璧な人間を主人公にするなら小説なんぞ書かない、みたいなおかしな意地が原動力になってるのかなぁ。
なんか長くなってしまったけど、ここ最近、「小説サイトの作り方」みたいな原稿を誰に見せるでもなく書いていたりする。実はこれ、小説サイトを作るためじゃなくて、Webサイト全般を作るときのお約束みたいなもんを書いているだけなんだけど、もし完成したらなんらかの形でアップできればいいなぁとか思ってたりして。
私は文章を書くのがうまいわけではないので、「文章の書き方」みたいな指南はできないんだけど、サイトを作るときにプロのWebディレクターがやることみたいなのをまとめると、けっこういろんなことに役に立ちそうな気がしてので書いてるだけっす。
ここではファイル名の付け方とかディレクトリ構造とか、いきなり作る前にラフを作ろうとか、情報を整理しようとか、ちょこっと気を付けるとこんなに画像がきれいになるとか、アクセシビリティーとか、基本的なことからけっこうマニアックなことまでつらつら書いていたり。
某小説系検索サイトの掲示板で言われているような「即バック!」の条件で作品自体を読んでもらえないっつーのはとても悲しい。少なくとも即バックにならないためにはこんなことに気を付けよう、みたいなことを書いていく予定なんだけど……。なんかすげーボリュームになってしまった。とほほ。