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フリートーク > 2002年9月4日バックナンバー

久々に脳みそプルン、そして小説サイトについて語る

 転職後、三日が経過しましたです。これまで長らくだらけた生活をしていたおかげで、体がダルダル状態になっていたのと、柄にもなく気疲れしてしまい(ここは笑うシーンです)、かーなーりー帰ってくるとネムネム状態の樋渡であります。(^_^;;
 今度の会社は9時半出社なんですけど、恥ずかしながらこれまでの社会人人生の中で、私ったらそんなに早く出勤するような会社に勤めたことがなかったんですよ(笑)。いや、サラリーマンのみなさんにはたいへん申し訳ないのですが(いや、自分もサラリーマンだったが)、早くても10時だったもんで、前の会社にいたってはコアタイム制度があったおかげで、いつも重役出勤(笑)。まいりました。でも起きようと思えばちゃんとできるもんなんですねぇ。おかげで今週からごみをちゃんと時間どおりに出すことができてとても幸せです。<ショウジョウバエの大発生に心を痛めていた人
 慣れない会社、慣れない業務ってことで、意外にも人間の脳みそってのはフル回転するもんなんですねぇ。まだ会社のサービス概要くらいしか理解できてないのに、いきなりあちこちのミーティングに出席することになってしまったので、なんだか脳みそがところてん状態で鼻からでてきそうです。(;´Д`)
 しかも初日からシステムを頭に叩き込むために気合を入れていたので、一日目帰宅後、顔を洗おうと思って洗面所の鏡で自分の顔を見たところ、脳天になにやら光るものが。おや?と思ってひっぱってみると、白髪でした。がびーん。5センチにも満たない短い毛だったのですが、それが一日のうちに白くなってしまったのかと思うと、全部白髪になってしまったマリー・アントワネットの気持ちが分からなくもない(笑)。
 それに新しいマシンがまだ届いていないということで、代替のノートパソコンをあてがわれたのですけど、これがWindows Meだったりして、リソースが不足しすぎて作業できないっちゅーの。不安定で仕事にならんっちゅーの。(;´Д`) ファイルサーバーに接続できないだの、ソフトがインストールできないだの、インストール中にお亡くなりになるだの、初日からエラい泣きたくなるようなトラブルで、困ってしまってワンワンワワン。それでもどうにか自分の使っている環境に近いところまでカスタマイズしたものの、やっぱりWord、秀丸、IE、FTPクライアント、メーラー、Telnetクライアント、エクスプローラ(しかもタスクバーに何個も開いてる状態)なんぞを開いて作業していると固まる固まる。システム管理者に泣きついたらとりいそぎ余ってるマシンで作業しれと言われ、ガッツンとフォーマットしてWindows2000 Professionalを入れたら、今度はEthernetやらビデオカードやらオーディオコントローラやらが、デバイスマネージャで「?」つきになってしまい、鬱。もしかしたらBIOSアップデートしても2000に対応してないのかも……(;´Д`)。おのれI●Mめ〜。ってな感じで、三日連続で帰ってくるのがこんな時間。全然仕事になりません。(;´Д`)

 ところで、某サイトマスター氏(最近、この「某」ってのでツーカーになってるあたり、すごい勢いでシンクロ率があがってますがな)が日記でもおっしゃってたけど、小説系検索エンジンの話。ええ、ええ、今度思い切り語りましょうぜ。
 実は私も小説系検索エンジンから撤退しようと考えています。ひとつはやはり某氏がおっしゃっていたのと同じ理由で、ランキングのために小説を書いているような気がしていたからってのと、もうひとつは、やはり小説系検索エンジンの安定期に入ってしまったことかな。
 私の小説執筆歴ははっきり言ってこのサイトがはじめてと言っても過言ではありません。だから、最初自分でこのサイトを立ち上げたとき、どうやったらより多くの人に読んでもらえるかいろいろ調べていたんです。そこではじめて小説系検索エンジンなるものを見つけ、しかもランキングなどというシステムを導入しているのに感動して、自分も登録してみようと思ったんですね。そのころランキング上位に入っていたサイトの小説を読んで研究したりしたもんです。
 知らない間に票が入っているのがとてもうれしくて、ああ、こんな駆け出しの自分の作品でも読んでくれる人がいるんだなぁ、感動だ〜と思っていたのですが、ある一定のところまでいくとピタリと動きが止まったんですね。これはどういうことだろう。やはり私の作品に魅力がないということなのかなと、かなりショックを受けたこともあります。毎日のように小説系検索エンジンの票の動きを確認してはため息をつくばかり。
 ところが、票の動きは止まったものの、ある時点からいきなりアクセス数がグンと増え始めました。びっくりです。たまにありがたい感想のメールもちょうだいします。そのときに気付いたのは、ああ、ランキングがすべてじゃないんだな。見に来てくれる人たちがいるんだな。だったらランキングのことはすっぱり忘れて、頻繁に見に来てくださるその人たちのために書こう、そう思い始めたんです。投票ボタンをはずしたのもそのころで、それはもう憑き物が落ちたみたいな感じでした。
 逆に気になったのが、うちのサイトに来てくれる人が、うちのサイトのどこをどう見てどれくらいの時間滞在してくれているか、(トレースと言いますが)閲覧経路と滞留時間、それからブックマーク率(リンクを辿ってくるのではなく、自分のブラウザのブックマークから直接くる率)を見て、サイトの流れを真剣に考えようと思いました。どれくらいの人がどういう経路でうちまでやってくるのかは、それまでもアクセス解析スクリプトでたまに見てはいましたが、いまではサーバーログも併せて、ひとりの人がどれくらい滞留していてどういう経路で(つまりうちのサイトのどのページからどこへ辿っているか)動いているかを真剣に見るようにしています。こりゃもう小説書きでもなんでもない、システムアドミンな状態かもしれませんけどね(笑)。これを見ながら、いつも「ああ、やっぱ小説のトップ、改装しよう……(;´Д`)」とため息をついてます。
 実際に最近では、検索エンジンからジャンプしてくる人はうちではとても少なく、かわりに人様のところなどから辿ってきてくださる率も多くなっていたので、小説系検索エンジンの恩恵は、もはや私にはあまり大きなものではなくなってきているとも言えるでしょう。そういうわけで、ランキングのことはすっぱり忘れることにしました。(^o^) いまではのんべんだらりとしてとても気が楽です。

 またもうひとつの理由である「小説系検索エンジンの安定期」については、私の仕事柄とても気になる点がありました。前述のように、少なくとも2年くらい前までは、小説をメインにした検索エンジンは大御所と言われる数サイトしかなく、それぞれランキングやらランダムバナー、逆アクセスランキング、特色のあるカテゴリー分けなどで特徴がありました。しかし、昨今ではどこでもランキングシステムを導入し、逆アクセスランキングもランダムバナーも導入しています。だいたい複数のサイトを同時に利用している人も多く、サービスに特徴がなくなったからどこに登録しても同じ、その結果、(自サイトへの)集客率があがらないという事態に陥っているのではないかと私は考えています。
 私は仕事柄、やはりWebサイトは「特化したもの」「特徴あるもの」「シェアを取ったもの」「最初にデファクトスタンダード(事実上の標準)を作り上げたもの」のいずれかにあてはまらなければ、平坦になってしまい、目立たなくなってしまうのだということを身をもって学習してきました。似たようなサイトが乱立してきたらそこに埋もれてしまうわけです。これをインターネットビジネスに置き換えたら致命的な弱点になります。小説系検索エンジンが増えてとても充実して安定してはいますが、サービスに特色が見えなくなってきたいま、検索エンジンは私にとってはあまり魅力的なものではないと考えるようになりました。
 もちろん、検索エンジンでとてもすばらしい作品に出会えることもあるのですが、やっぱり私は口コミ(人様のリンク集とか紹介文とかね)のほうがインターネットらしくていいなぁなんて思ったりして。だって小説サイトも含めて、Webサイトはエンターテイメントなんだもん。ランク付けをするよりも、自分が好き、そういうので選んだほうが楽しいもんね。

 そんなことを考えていると、なんとなく撤退したい気分になってきたんです。いや、いますぐ撤退するわけではないのですけれども(実際につい先日登録したばかりのところもありますし)、もしとてもユニークなサービスを持つ(例えばカテゴライズがとてもニッチなものとかね)検索エンジンが見つかれば、そこ一本に絞ろうかな、そんなことを考えてみたりします。
 ってなわけで、ランキングに固執しなくなった私はなにをしているかというと、小説の各ページにJavaScriptで書き出している、ひと言感想フォームをおいてます。これも某氏の考えを聞いてこっそり真似たのだというのはナイショの話なんですけど、更新直後に「いつも来てるぞ」とか「はやく更新しなさい」とかいったひと言がフォームから送られてくると(ホントにたまにですけど)、それだけでも書く気力が沸いてきます。ホント、うれしいです。ありがとうございます。(ToT)

 うあーなんだか長々と語っていたら字数がやけに多いぞ〜(ToT)
 続いての話題は小説サイトの企画など諸々の動きについて。
魅力的な小説サイトをつくろう!」という、先日オープンした私の別サイトの掲示板に、文月さん@花迷路からとても有意義なご提案をいただきました。文月さんは「メイキング・オブ・花迷路」という、創作サイト支援情報を提供しているサイトもやってらっしゃるので、とても興味深いお話でした。創作サイト支援情報を提供する各オンライン小説作家の情報共有と、FAQを提示できる場を作ろうというお申し出です。私も兼ねてからこうした支援系サイト同志の情報共有に興味がありましたし、ただでさえ通常のWebサイトとは違って「小説」というテキストを売りにしているサイトの、作成支援というかなり特化した分野において、リソースが点在しているのは混乱のもとではないかと考えていましたので、大賛成です。詳しくはこちらこちら
 これにタイミングを合わせたかのように、zeroさん@TEARDROP.がまたおもろい企画を。ちょうど「午後の庭園」というオンライン作家になるためのリソースを掲載するサイトで、本格的に「Novel Wood」というディレクトリ型作品登録検索エンジンをオープンなさったので活気づいているところでしたが、今度は「ランダム名台詞集」なるものを考えているらしい(詳しくはこちらの雑記を)。小説の中の名台詞をピックアップして、それを宣伝代わりに使おうというもの。これはおもしろい。兼ねてから小説サイトの効果的な宣伝方法について思案していたところなのだが、こりゃすごく効果的だと思う。はっと目を引く、印象的な、あるいは小説のテイストを端的に表す台詞が必ずあるもんね。ぜひぜひこれをデファクトスタンダードにしてほしいなぁ。<他力本願の俺サマ
 でも、うちってそんなに魅力的な、印象的な台詞ってあんまりないんだわ。ありゃりゃ。売るもんがないんじゃ話にならないよ樋渡さん。