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フリートーク > 2003年7月20日バックナンバー

デザイン脳とコーディング脳

 リニューアル予定だったファイルのすべてをリリースし終わり、一息ついたところです。もう少しかかるかなと思ったのですが、これ以上のばしても自分的にあまり余裕もなかったので、えいやっってな具合でアップしてみたり。
 実はつい数時間前までリンク用のCGIスクリプトがInternal Server Error出してたり、いまだにWindows XP IE6.0で見るとたいへんなことになっててどうしようもないとか、なんだかあちこち小さな不具合があったりなかったり、いや、ごほごほごほ。細かいところまでちゃんとチェックしてないっつーか。あいすいません。
 自分のサーバーにテスト領域を作ってそこでCGIとかいろいろ動かしてたんだけど、リンク集のCGIだけ動作確認忘れてたっつーか、Windowsで見るのめんどくさいっつーか(だって電源入れると室温あがっちゃうし)、ものぐさが原因でアレゲな感じだったんですけど、ほかにもなにかお気づきの点がありましたらお知らせいただけると幸いです。いや、ぜひ教えてください。どんなささいなことでも!!(笑)わかってて放置してるところも多々あるんですけど(;´Д`)
 えーと、えらそうに語ると今回はXHTMLと外部CSSですべてを記述してる(つもりな)のですが、一部「おーい、この記述はXHTML1.0 Transitionalでもまずいんじゃねーの」なんてのが残ってたり。いや、もうかんべんしてください。どうにも表示の違いを埋められなかったのでTABLE要素でレイアウトしたところもあったり。うわーん。Netscape 7のバカー。
 ついでにえらそうにデザインについて語ると「ここはどこですか、宇宙博物館ですか」ってな意外性をねらってみたりみなかったり。いやー、宇宙っぽいの、一回やってみたかったんだよね。<それだけかYO。
 まぁそれは冗談なんですが、小説のトップページのヘッダ部分に書いてある「Their Past Is Our Future Only The Matter of Time...」ってやつね(実は「Only a matter of time」が正解。あとで直しておきます(;´Д`))、「彼らの過去は我々の未来である。それは時間の問題だ」って意味なんスけど、このひとことと宇宙イメージ画像使って、「やっぱりうちの小説はファンタジーじゃなくて未来SFなんです、こんなとんでもSF話でごめんなさい!」と控えめに訴えかけてみたかったらしい。いや、まじほんと。ファンタジー狙いで来た人にはたいへん申し訳ないです(笑)。たぶん即バックだな。
 ついでに今回はわりと使っている色が少な目なので、かなり地味目。二ヶ月も作業していた間にすでに飽きてしまっているので(おい)、そのうちまた色が変わってるかもしれませんです。スタイル変えれば一発だし。CSSよ永遠なれ〜<最近そればっか。

 さて、個人で請け負ってる仕事も順調に進んでいる(と思いたい)この三連休中日なのですが、今回請け負ってるのがXHTMLとCSSだっつーことで、ふだん「見栄え」を優先してデザイン&コーディングしていた脳を切り替えて、いかにCSSでデザインするかを念頭においてラフきってたりします。
 これまで自サイトも仕事で書くHTMLも、すべてのPC用ブラウザでほぼ同じ表示結果を得るためにTABLE要素を使ったガッチガチのレイアウトばかりだったので、一枚絵のラフ画像作るときもそういう脳でやってきたんですよね。どんな小難しいものも、TABLEきって入れ子にして、ここはこうしてああすればなんとかなる、みたいな。
 ところがCSSで見栄えを定義するとなると、文書構造的にTABLEだと意味不明になってしまい(いや、もちろんTABLE要素にCSSでスタイルつけてかまわないんですけどね)、こりゃやっぱりTABLE要素は全廃しなきゃな、となってくるわけです。そうすると、CSSでできることを念頭において作っていかなければならなくなるんですね。つまり、いままでラフ作るときには「デザイン脳」をフル活用して、コーディングするときには「コーディング脳」に切り替えていたのを、ラフを作る段階から「デザイン脳」と「コーディング脳」の両方をフル活用しなきゃならなくなってくると。もともとマルチタスクの人間じゃなかったので、この仕事がかなりきついです。いい意味でね。今回自サイトのリニューアルで苦労した甲斐があったというべきか(笑)。

 サイトリニューアルをしていたときもそうだったんだけど、世の中には画像をいっさい使わず、CSSだけですばらしい見栄えを提供しているサイトが数多く存在していて、あちこち見て回って本当に勉強になりました。これ、どうやって実現してるんだろう?なんて思ってソースをのぞき、のぞいたのはいいけど外部スタイルシートに全部書かれている。そのスタイルシートを盗み見ようとしてもアクセスが許可されてなかったりとか、ずるい、ずるいよ(ToT) そのノウハウ分けてくれよ、って感じでした。
 紙のデザインは経験のない私ですが、私には紙よりもWebのデザインのほうが断然おもしろくて、際限のないおもちゃ箱みたいなものです。そう考えると、私は小説を書くためにサイトを作ってるわけではなくて、もしかしたらサイトを作るために小説書いてるだけなのかなぁと、不謹慎なことも考えてしまったり(笑)。

 デザイン脳とコーディング脳って言ったんですけど、デザイン脳=芸術系・左脳系、コーディング脳=理論系・右脳系ってイメージなのですが、世の中こうした対極のものがたくさんあって、そして対極のものってのは相容れることは本当に少ないんだなと最近とみに感じる今日この頃です。
 例えば制作部と営業部、こちらは予算を使うほうとお金をとってくるほう、ユーザー満足度とクライアント満足度、みたいな感じで、まったく異なるベクトルを向いてる。それなのに、同じ席で同じものさしで相手をはかってものを言うから、いつまでたっても話が平行線のまま。お互いが「レイヤーの違うところで違うところを見ている」という認識を持っていないといけないのに、自分のものさしではかったことを相手に押しつけようとすることがとても多いように感じます。とくに、いままで制作畑にいて営業管轄に異動になった私なんかから見ると、「なんでお互い違うレイヤーの話をしてるんだろう。意味ないのになぁ」と思っちゃったりして。こういうのって世の中にとても多いですよね。立場の違いもあるけど、好き、嫌いみたいな人間的感情も大いに影響していると思うけどね。「思いやり」が足りない人の多いこと多いこと。
 こうした対極構造では対立がよく見られるのですが、そうした中で、かっこよく誰かをやりこめようとしても、それは全然レイヤーの違う話なんだよと、お前が言ってる話はただ単に持論を押しつけて相手を屈服させようとしてるだけということになぜ気付かないんだと、そばにいって耳打ちしてやりたいこともしばしばあったり。まぁこういう人って、たいがい自分に根強いコンプレックスを持っているんだろうけどなぁ。その証拠に最後は結局自分語りに入るから、ああ、この人は結局認めてもらいたいだけなんだろうなぁとわかるんだけど、それもいきすぎると滑稽に思えてくるわけですね。
 なんというか、世の中やものごとの本質を知らずにものを言ったり、意味のない批判をすることで自分の存在意義を確かめるようなことは金輪際やめてもらいたいものですなあ。
 矛盾だらけの正論ぶった話をふりかざしていたり、レイヤーのまったく違う話を同じ土俵で語ったりするような人の話は、反論に値しないというか議論の価値もないので相手にしないのが吉です。これも「思いやり」のひとつだよな(笑)。