フリートーク > 2003年8月11日バックナンバー
爆速G4! そしてリローデッド予測
G4デュアルのセットアップがほぼ完了しました!
先々週の土曜日にやっと納品された新型G4デュアル1.25GHzなのですが、ちょいと個人の仕事がテンパり気味だったので環境を変えたくなかったため、しばらく箱もあけずにほったらかしにしていたのですが、先週の土曜日の台風で一歩も外に出られなかったので相方といっしょにセットアップ開始です。
買ったG4はOS 9で起動できる最後のタイプ。まだまだアプリケーションをOS Xにそっくり移行するわけにもいかないので、できればOS 9で起動できるタイプのがほしかったんですよね。それに、前機種のG3改めなんちゃってG4で動かしてたOS Xも、恥ずかしながらちっとも理解できなくてしょんぼりだったし。
で、前機種のスレーブで入れていたハードディスクにまずすべてのデータをうつし、そのハードディスクをG4デュアルの空いているベイに取り付け、内蔵ハードディスクから内蔵ハードディスクへのデータの移行を開始、これがまた40GBくらいあるのに30分かからずにコピー完了して、その時点で「デュアルってば爆速!」ってな状態だったのですが(いや、そりゃ流体軸受けのハードディスクの速さだろって)、さらにその後はじめてOS Xで起動したら、前の機種の実に10倍(体感ね)くらいの早さで起動しやがるの。もうデュアルは神!
試しにクラシックも立ち上げてみたりするのですが、これもまた鬼のような速度で起動し、シームレスにアプリやデータを動かせるので激しく感動し、現在、晴れてギガビットイーサになったG4デュアルで光ファイバーの速さを実感しとります。ハイ。
あとはOS Xの構造があまりよくわかってないので、もうちょいUNIX寄りの本でも買って勉強しないとな、という感じです。ターミナルがついてるのがうれしいですね。そのほか、OS 9でシェアウェア登録していたやつをOS Xバージョンに切り替えたり、ATOKのOS Xバージョンを買ったり、これからまだまだ不足しているものを補ってこれまで使っていた環境に徐々に戻していければなという感じです。
あー、あとなにが感動って、Macintosh版のOperaがCarbon版でやっとまともに動くようになったことですかね。OS 9ではOperaがまともに起動すらしなかったので、Windowsで愛用しているOperaの軽さが体験できず。でもOS Xで最速のブラウザといわれているSafariをおさえての軽さに脱帽です。これもデュアルCPUサマサマでございます。
さて、日曜日は台風一過のおかげですさまじい勢いの快晴がやってきたのですが、我が家ではベランダに銀色の日焼けシートをひいて相方と二人で甲羅干しをしましたです。
え? この年になって真っ黒に焼くなって? いいんだ、もうシミもそばかすもこわくない! 昔から日焼けのしすぎで肌はぼろぼろだし、皮膚ガンが恐くて顔グロやってられっかっての!(笑)
銀色日焼けシートは撮影に使うレフ板みたいなので、直射日光ではなく照り返しでとてもきれいに、まんべんなく焼けるのでおすすめです。が、あまりの暑さに断念し、結局2時間も寝てられなかったようです。少しは焼けたとは思うのですが、今週は木曜日に会社の全システムがとまって仕事にならないために休みをとっているので、また続きは木曜日に。
さて、その後シエスタをしてから映画を見にいこうということになりまして、いまさらですが「マトリックス リローデッド」を見て参りました。ごめん、いまさらすぎだよね。ストーリーしらないくせに200人スミスのオフ会レポみてゲラゲラ笑うなっつーの俺。
とりあえずあたりさわりのないところから。キアヌ・リーブスは前から好きだけど、実はもっと前から好きなのはモーフィアス役のローレンス・フィッシュバーンだったり。オヤジスキーで申し訳ない。たしかショーン・コネリーと共演した『理由』だっけか? あれで南部のいやーーーーな刑事役で出ていたと思うんだけど(やっぱりショーンつながりか)、そのときから「なんか存在感のある俳優さんだなぁ」と思っていたんですけれども、わしの目に狂いはなかった!(笑) モーフィアスは1のときのほうがかっこよかったが、今回もあの演説のシーンでクラクラきちゃったよ。
それから、ネオがスーパーマンするところは大爆笑した。同じく劇場でほかにも大爆笑していたグループがいたので、「やっぱりあそこは笑っていいシーンなんだな」と安心しました。<違う
全体的に楽しめたと思いますが、アクションを前面におしだしすぎたのではというところもあったりなかったり。100人スミスとの立ち回りはちょっと冗長かもなと。あと、カーチェイスシーンもすばらしかったけれども、あそこも微妙に冗長で、全体的に30分は削れたのではないかと思っちゃいました。
それであそこで終わっちゃうわけですが、実はすでに先が読めていたり読めていなかったり。以下、ネタバレを含む私の勝手な憶測なので、見たい人だけ見てくだされ。
今回のリローデッドでは、マトリックス全体の構造がなんとなく明かされてきていますよね。ネオがマトリックス内ではめちゃんこスーパーマンであるということはもう確固たるものになってきていますが、実は現実世界のほうでも真の救世主(The One)たりえるところが垣間見えてきましたし。
ひとつのキーワードは予言者=オラクルですね。確か前作では戸田奈津子先生は「予言者」とは字幕を入れていたものの、わざわざ「オラクル」という読み方をカタカナでふることはしなかったですよね。ところが近作ではご丁寧に「オラクル」と読ませている。それからキー・マスター、アーキテクト、エグザイルと呼ばれるプログラムあるいはなんらかのシステムの存在があります。マトリックスにおいては彼らは人間の姿をしていますが、それぞれが重要な役割を担っている「システム」なわけです。
ここまできて、エンジニアの人はピンときません?
作中でオラクルがプログラムのひとつであると明かされましたが、アーキテクトの元を訪れれば「ソース」に触れられて、すべてが終わるとも予言されています。さらにアーキテクトのもとを訪れたネオは、オラクルの予言そのものが間違いであったということを知らされ、ふたつの選択を迫られます。
オラクルとは、現在私たちの世界にも同じ名前のシステムがありますよね。神託を告げるもの、すなわち預言者という名を持つこのシステムは、データベースエンジンです。
ここで私が思ったのは、オラクルはただのデータベースエンジンのひとつに過ぎず、アーキテクチャー(設計図)の中にはオラクルが含まれた大きなシステムが存在するのではということ。つまり、データベースエンジンはそれ自身ではなんの役にもたたないため、それをあやつるメタシステム(上位システム)が存在するのではないかと。だから予言もコントロールされていてねつ造される可能性がある。そしてその上位システムが、現実世界すべてを支配しているのではないかと思ったわけです。
また、最後にネオが決断を迫られたふたつの選択は、目的は違えども結局は同じ結果をもたらすものだったはず。なぜそんなまだるっこしいことを?と思うかもしれませんが、人間というのは選択を迫られないと選べないという特徴をもっているのだと、作中で誰かがいってませんでしたっけ。いかにもコンピューターが考えそうな、対人間への策だと思いませんか? Windowsなんて、OKボタンおしてもキャンセルおしても操作不能になることあるし(笑)。
で、最後の最後でネオが現実世界でもイカ野郎を撃破したシーンで「もしかしてザイオンまでもが仮想現実なのでは?」と思った人もいるのではないかと思いますが、私はそうは思いません。あれは現実だけれども、前述の仮定をもってすると納得がいくかも。ネオはアーキテクトのもとを訪れて「ソース」を手に入れると予言されていましたが、そのソースが、あるアプリケーションソフトウェアのソースコードだとすれば、ネオはそのソースをさかのぼって(あるいは解析して)プロセスそのものをキルできるわけです。そのソースコードが上位のシステムのものだったりすれば、プロセスキル(攻撃マシンの撃破)なんて朝飯前くらいのもんですよね。
とすると、やっぱりアーキテクトのアーキテクチャーの中に、オラクル(データベースエンジン)をはじめとする下位のレイヤーと、その上にセンティネルたちをあやつってザイオンを攻撃しているアプリケーションソフトウェア(アプリケーションサーバー)が存在していて、上位システムがそれらすべてを(これまでの5回のザイオン滅亡も含めて)制御しているんじゃないかなぁと。だから次回作「レボリューションズ」では、そのメタシステムの全貌があかされてくるんじゃないかなぁと思います。たぶん次はメタシステムとの戦いになるんだろうなぁ。ついでにいうと増殖しはじめたスミスは、そのメタシステムに触れることで強化されたんじゃないかなぁとかね。
うーーん、いい感じに暴走しまくってますな、わたくし。