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フリートーク > 2003年8月18日バックナンバー

データサルベージ戦争。今度は文字化けだ!

 先日からずっと復旧作業を行っていた、死亡したマイハードディスクでございますが、けっこうアレゲなことになりました。
 まずは私のMacintosh環境から説明しますと、G4デュアルにはもともと内蔵の80GBが入っています。こちらには買って来たばかりの状態のOS Xと9.2.2のふたつのシステムが入っていました。気分的には、同じパーティションにふたつのシステムが混在しているのはあまり好きではないので、本当はガッツンとフォーマットしてパーティションをきりなおし、Xと9.2.2を別々にしたかったのですが、新型G4にはリカバリーCDがついていないため(つまりOSのCDがついてないため)あきらめました。手持ちのOS Xと9.2.2の起動ディスクを使ってインストールしなおすのもいいんですけど、どうも新型G4に対応してないのか、内蔵ハードディスクをマウントしないという不思議な現象が起きていたので、怖いので放置。
 おっと。横道それました。ま、起動ディスクには基本的にはシステムとアプリケーションしか入れないことにしているっつー話ですな。
 さて、G3にスレーブで入れていた80GBのデータディスクがありまして、こちらには人生の作業履歴とも呼べるすさまじい量のデータが入ってます。これをそのままG4デュアルにスレーブで接続し、データを移行したりなんだりしてからパーティションを3つにきりなおして、ふつうに稼動させることに成功したのですが……。
 ある日突然(って先週の話ですけど)、スレーブの80GBのデータディスクの3つのパーティションのうちのひとつだけがマウントしなくなりました。その前に、あるアプリを起動しようとしたときに固まり、再起動したのですが……。
「OS Xでシステムが固まるなんて珍しいよなぁ、しかも買って来たばかりのシステムなのに」と不思議に思っていたのですが、いま思えばそこからの仮定が何もかも間違っていたのではと。
 まずはNortonをかけたのですが、お約束の重大なエラーが頻発! しかも修復したにも関わらず次々とエラーがでまくり、最後には不明なエラーでスキャンが完了しないというありさま。いやーな予感が頭をよぎります。
「アイタ〜。こりゃ完全にハードがいかれポンチになったかも」
 しばし石化。めくるめくデータの数々が脳裏を横切ります。あんなデータやこんなデータ、いったい作るのに何時間かけたんだと、それを思うだけで涙が出ちゃう。だって女の子だもん。
 とりあえずバックアップを取るにせよ、あきらめてフォーマットするにせよ、マウントしなきゃはじまらないので、自分の知識を最大限に生かして、飯を食うのも忘れてマウントに専念。でもだめニョロよ〜。なにやってもマウントしないの。パーティションマップがぶっ壊れているらしく、マウントしないパーティションのデータを救うことも半分は不可能になりかかってきたところ。
 ふと思い出したのがNortonのVolume RecoverとUnErase。Volume Recoverは、フォーマットあるいは損傷したディスクからデータを復旧させるソフトです。これにはFileSaverという、ハードディスクのディレクトリ構造をスキャンして、どこになにが格納されているかのツリーを管理するソフトを常駐させておかなければならないのですが、ある程度はこれで復旧できます(OS Xで消したデータはなにをやっても復旧しないため、このソフトは9.2.2にしか対応していませんが)。また後者のUnEraseは、誤って消去してしまったデータを復旧させるソフトなのですが、消してしまったところにほかのデータがなにも上書きされていない状態なら(つまり消去した直後なら)、ほぼ100%データを復旧することができます。これで何度か消してしまったデータを救出できたので、今回もこれらふたつのソフトに望みをかけたのですが……。
 やはりこれが間違っていたようです。なんとFileSaverの情報が、この時点で一週間前のものしかなかったわけです。一週間前といえば、まだこのハードディスクは旧G3の中でおねんねしていたころ。G4に入れてからパーティションも変えたしデータの置き場所も変えているので、冷静に考えればこれで復旧しようなどとは思わないのですが、わらにもすがる思いだった私、冷静な判断ができなかったため、こいつで復旧させて上書きしちゃいました。てへ。ここで人生裏街道。
 その後、付属していたシマンテックのソフトを駆使してなんとかマウントに成功し、しかもデータもいくつか救えたのですが、この救えたデータっつーのが9GB分のMP3と、使いもしない屑データばかりだったときには涙が出ました。MP3はなくなってもiPodに入ってるから別に復旧されなくてもいいのよ〜! ほしいのはこれまで作ってきたサイトの履歴とか仕事のデータなのよ〜! ちうわけで、何度やっても肝心の作業データは全然復旧できなかった模様。

 もうあきらめよう。そう思って「テイルズオブデスティニー2」なんぞをやり始め、主人公のカイルきゅん(きゅん、ってあんた)でレベル上げをやりつつ気を紛らわせていたのですが、翌日、会社で調べ物をしていたときにふと見つけたソフトに目が行きます。
 
「ハードディスクを上書きせずに95%の確率で損傷したデータを復旧するソフト」!!! その名も「DataRescue」!!!

 これだ! これこそが神が私に示した道に違いない! と思い、帰宅後さっそく作業再開。
 まずはデモ版をダウンロードしてインストール、起動し、ハードディスクをフルスキャンさせます。大容量のハードディスクだと、フルスキャンで2時間近くかかります。
 んなもんで、鼻ほじくってゲームの続きを。カイルきゅん、15歳で頭悪いけどパツキン・ブルーアイでかわいいな〜とかなんとかいいながらな。<自分にショタっ気があると知って新たな新境地を見出した人。<15歳はショタかぁ?というツッコミは受け付けません。俺からしたら年下の連中はみんなショタなんだっつーの。
 スキャンが終了したので救出可能と予測されるファイルのリストを見ると。

 D a t a R e s c u e は ネ申 !!

 Nortonでは影も形も見えなかったファイルリストが五万と並んでるじゃございませんか! しかもディレクトリ構造も完全な形で!
 デモ版では一回につき1つのファイルしか復旧できないので、ここは大人の財力(衝動買いパワーともいう)を活かしてオンラインレジストレーション! しめて1万6千円なり! よーし、パパ張り切って復旧しちゃうぞ〜。
 もうこのときの樋渡といえば、脳内麻薬の出ている顔でにやけながら作業をしていたことでしょう。口からよだれダラダラ流しながらな。

 そして結果ですが。

 復旧失敗です。
 いや、ほぼ正確にディレクトリ構造まで復元でき、アイコンのついて(Macリソースが完全な状態で)データも並び、しかもそれぞれのデータが元のファイルサイズを保っているのですが、中のデータがEUCだとかJISだとかのエンコードミスでよく見るように完全に文字化けしてしまい、ファイルを開くことができません。データフォークのダンプも見たんですけど、テキストが文字化けしてるからオリジナルと比較すると16進数の配列まで変わっちゃってるYO。もうだめだぁ〜。

 終わりました。私の短い夏は。

 日付入りフォルダ名やファイル名で作業履歴をとっている私にとっては、フォルダ構造が残っているのだけでもたいへんありがたいっちゃーありがたいんですけど、肝心のデータは損傷を受けて使い物にならないので、復旧の希望にぬか喜びしていただけにショックは二倍。
 やっぱりもうあきらめよう……。今日はもうカイルきゅんと楽しく冒険をするのだ。
 だが。
 まだあきらめたわけではございません。
 データが確実にそこに存在しているということ(16進数のダンプが存在しているということ)は、データフォークそのものがまだ有効だということ。文字化けはファイル復旧の際のエンコードミスであることを考えれば、これをデコードすれば問題は解決するはず! 理論的には文字化けしたメールを復旧させるのと作業は同じはずだから、これが成功すれば問題なくファイルが修復されるはず!
 今度はWindowsへ持っていってデコードツールで復元を試みますです。いい加減しつこいけど負けません、負けませんぞ! だってそれくらい重要なデータが死ぬほど入ってたんですってば。<それ以前にそんなに重要ならなぜバックアップを取らなかったという突っ込みは受け付けません。
 ちうわけで、引き続きサイトのほうはほったらかしですみませんです。

 余談ですけど、新型G4にハードディスクを増設するとき、ハードディスクのジャンパーをSlaveにしちゃいかんみたいですね。基本的にはCable Select(オート)にしないと不具合が出るんだそうです。これが今回のそもそもの不具合の始まりだったかも。
 さらにいうと、Norton、今年発売された新型G4には対応してないんだとか。ぐはー。どおりで誤報だしまくり、とか思ったよ。
 やっぱりこういう情報は事前に調べておくべきでした。自分の知識を過信しちゃいけません。
 ってか、それよりもなにゆえ二年もバックアップをとっていないのか、そっちのほうが悔やまれますね。今度はDVD-RかDATでバックアップをこまめにとるようにしますです。しょんぼり。

あ、そだ。穂高さん、10万ヒットのお祝い書き込みありがとうございました。自分でもさっき気付いてびっくりです(笑)。しらなかった(笑)。のちほど改めましてお礼リプライいたします〜。