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フリートーク > 2003年10月8日バックナンバー

これから始めるアセットマネージメント

♪おいらはいつでも8本さ〜8本まとめて100base〜♪(作詞作曲:樋渡ゆうぞー)
と、自宅のEtherケーブルの先っぽをぼんやり見つめながら歌ってみたり、「キミはいったい週に何回桂花らーめんを食べに行けば気が済むのだ」というくらい会社の帰りに桂花らーめんを食べてしまったり、先日カードで29万円の引き落としがあってすでに今月瀕死状態、まっとうな人間として暮らしていけるかも定かでないというのに、会社帰りにちょっと早く帰れたからといって洋服の値段を見ずに何着も「これください」とかレジに持っていき、ゲンキンないのでまとめてカードで支払って「一回払いで」とか言ってみたりする人は心がすさんでいる証拠ですので要注意です。
 あ、自分か。
 さて、最近寒い日が続いておりますけれどもみなさまいかがお過ごしでしょうか。10月頭とは思えないほどの気温だというのに、会社のエアコンがいつも「冷房:23度」になってるのはいかがなものかと。確かに外出から帰ってくる営業諸君は暑いと感じるかもしれん(私もそうだ)。だが、いくらなんでも23度ってアンタ、真冬でも半袖短パンですごす小学生じゃないんだからって感じだ。真夏に続いてエアコンの温度戦争が引き続き勃発中。
 あまりに寒いので我が家では連日鍋物です。鍋物は安上がりだし、簡単だし、身体があったまるし、野菜もたくさんとれていいことづくめですけれども、なぜかビールか日本酒が飲みたくなるので要注意ですな。この冬こそ気合いを入れてダイエットのチャンスなのですが。

 さて、本日の議題。
「ドリマガ」と「ファミ通」の隠れ蓑として買った「web creators」に載っていたweblog(blog)特集記事に触発されて、再びCMS(コンテンツマネージメントシステム)やMovable Typeなどblogツールの調べものを始めた矢先、毎日かかさず目を通しているメルマガの「日刊デジクリ」で、KNN神田氏がblogについてのコラムを掲載していた。うおーなんてタイムリィ〜! やっぱ時代は確実にblogに向かっているわけですな!(すぐに影響される人)
 このサイトを開設して2年くらいまでは、テンパっていてもまだ待ち時間があったりしたので、会社に泊まっていたとしても鼻ほじりながら会社からコンテンツの更新とかできたわけですが(人、それを電気泥棒とかサボタージュという)、ここ数年は日中あれな感じだし、サイトリニューアルをすぐにしてしまいたがるアホな性分のせいで、リニューアルの際には実に数ヶ月もの時間を費やしてダラダラやっていくほかない。いつもいつも思っていたのは「更新をある程度自動化できないか」ということでした。リニューアルにするにしろただの更新作業をするにしろ、元あるファイルをテンプレートにしてそれをコピペしたりして新規ファイルを作っていくというのもわりと手間がかかるもんです。リニューアルにいたってはHTMLファイルをそっくり書き換えなければいけないということで、時間と手間が私の気力をそいでいくわけです。
 そのうちにフリートークやリンク集なんてのもCGIで制御してある程度の更新作業が楽になってきました。特にフリートークで使っている「たむたむ日記帳」がたいへん秀逸でして、これはHTMLの知識がある人なら、自分でテンプレートとなるHTMLファイルを作っておいて「ファイルの更新」コマンドを実行すれば、いくらでもデザインのカスタマイズOK、しかも記事の書き出しはHTMLファイルを使うので表示が軽い!(一般に、ログテキストから拾ってきてCGIで表示させるやつは、ファイルが多くなればなるほど動作がにぶくなるのだ) このスクリプトはCMSの「自動化」を追求したものとしてはかなり先駆者だと思うので手放せません。
 これで日記だけでなく他のコンテンツの更新もできればベリーグッドなんだがなぁ……。そう、つまりサイト全体を制御できればいうことなしなんです。
 一時期XMLが脚光をあびたときには「コレだ!」と神に遭遇した気分だったのですが、結局XMLを個人レベルで制御するにはアレだったし、なにしろ自分の知識が追いつかない……。開発だけで一生終わってしまいそうな勢いだしな。
 次に思ったのがSSIを使って別ファイルからの読み出しでラクをしようという目論見なのですが、SSIはサーバーに思いの外負荷をかけてしまうばかりか、うちのサーバーでは拡張子を変えなければいけないというのもあって、めんどくさいからやめやめやめ〜という具合。
 そんなこんなで、手作業とCGIによる自動化を混在させながらだましだましやってるこのサイトですが、うちのサイトでは同時というわけではないのですが、常時設置しているCGIスクリプトが20種類近く。しかもそれぞれが別のところから持ってきたスクリプトだから見た目を揃えるだけでも一苦労です(見えないところで動いているスクリプトチェッカーやアクセスカウンターなんてのは見た目は関係ないですけどね)。
 私のポリシーとしては、たとえ地味に見えても、1サイト1テイストというのを貫きたい(これについての私の見解はいずれ「魅力的な小説サイトをつくろう!」などでも触れたいと思っています。私の見解をいちばんよく代弁してくれているのがHot Wired > Webmonkeyこの記事です。機会があったらご一読を)。デザインカスタマイズのしにくいものはアウトになりますし、独自ドメインで運用しているというのに無料の別ドメインのサービスを使うというのもあまり好きではない、とにかくすべて自サイトの中で完結して、動くCGIからコンテンツ部分からすべてを一カ所で制御できるものがほしかったんです。前回のリニューアルで、デザインとコンテンツ部分を切り離し、本体をXHTMLで、見栄えをCSSでというようにしたのも、コンテンツ管理の手間を考慮したものからです。
 それで、個人的に出始めのころからずっとCMSを追いかけてきたんですけれども、ちょこっと聞きかじったMovable Typeを最近よく耳にするようになったし、blogブームということもあって、再び、今度は本腰を入れて調べ始めましたです。
 CMSの概念はまだまだ日本では浸透しておらず、企業でも手作業でコンテンツ管理をしているというサイトはたいへん多いです。実はうちの会社のサービスサイトもそうですし、前職のようなデカいところでも手作業で担当者がHTMLを書いてたりする始末(笑)。
 コンテンツマネージメントとは、上位概念のアセットマネージメント(資産管理)の手段のひとつで、コンテンツのWebアウトプット(HTML化)の自動化はもちろん、もっと広い意味ではコンテンツの有効期限(掲載期間や視聴期間など)の管理、あらゆるタイプへのアウトプット(たとえばWord文書をHTMLやPDFに自動変換・出力するなど)、あらゆるメディアへの配信(たとえば映像コンテンツをPC向け、携帯向け、PDA向けなどに自動変換して同時に配信するなど)、コンテンツ課金のコントロール、著作権管理などなども含む、コンテンツビジネスを手がける企業にかかせない包括的な管理システムをいいます。まぁこういうことができるのはエンタープライズ向けのウン千万円もするようなものばかりですので、個人レベルではコンテンツの自動更新や掲載期間の管理程度ができれば万々歳でしょう。
 ストリーミング元年といわれた2000年以降、インターネットでの映像配信をビジネスにするために、映像に限らずさまざまなコンテンツマネージメントシステムが開発され、もてはやされましたが、個人レベルではこうしたソフトウェアがちっとも開発されておらず(まぁマクロメディアやアドビ、マイクロソフトあたりがそういうことを可能にしたソフトウェアを出してはいますが)、これはいよいよ自分でそういうのを作らなければいけないのかと嘆いていたわけです。
 で、脚光を浴びてきたblogですが。
 もともと日記、コラム、ニュース配信ツールとして人気急上昇なのですが、よくよく調べてみるとblogもCMSのひとつなわけでして。ホスティングタイプで借りてくるのもいいけれども、自サーバーにインストールする形であれば、デザインも表示もなにもかも自分でカスタマイズできるわけです。こんなにおいしいことはない!
 ちうわけで、先日プレゼントされたblogのサーバー導入型入門書を片手に、あちこちblog関連の情報サイトを見てまわっているところです。Movable Typeは自分のサーバーにインストールするタイプだし、日本語化パッチも多く、日本人で使っている人も多いということでちょっと検証中。このほかにもCMS関連のサイトを見ると、海外のフリーウェアで、サーバー導入型のCMS系blog系ソフトウェアの情報が入手できるのでウハウハです。
 もういっそのこと、いま使ってるOS XをWebサーバーにしてしまって、自宅でサーバー運営するか!ってな勢いにまで迫っております。<そういう寝言は寝て言え。
Twilight of The Gods」のほうはコンテンツも多いしまだまだ慎重にいきたいので、ひとまずは別サイトの「魅力的な小説サイトをつくろう!」あたりから着手してみようかなぁと思っています。これこそblogにふさわしいコンテンツのような気がするし。
 Webの個人サイトのコンテンツは、その人の資産。これをうまく管理運用していくのも、サイトを長く続けるコツではないかなぁと思った今日このごろです。

 というわけで、本日の参考リンク。
◆Weblog/blog/ブログ ツールリスト(from ARTIFACT)
http://artifact-jp.com/weblog/index.html

◆CMS研究所
http://www.chipmunk.gr.jp/

 最後に毒吐き。
 先々月あたりからやっかいなワームのおかげでむやみやたらとルータをコンコンしにくるやつが増えているので、ルータの設定を変えました。メッセンジャーでのファイルの送受信はできなくなったのですが、そのかわりルータが過負荷で気絶寸前になることも少なくなりました。ただPINGアタックやポートスキャンなどの攻撃を感知した場合や午前0時の定時に、自動でルータがログをメールで送信してくる設定にしたところ、毎日とんでもない時間帯にログが送られてきてハラハラどきどき。目的を持った攻撃ならある意味歓迎しますけれども、無意識に感染して攻撃を繰り返しているWindowsクライアントマシンが世界から駆逐されることを祈ります。