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フリートーク > 2004年1月4日バックナンバー

2004年今年もよろしくお願い申し上げます

 明けましておめでとうございます。
 2004年はみなさんどんな年にしたいですか。
 私は、今年はもう少し創作に力を入れて、ライフワークとも言える「神々の黄昏」を少しでも完結に近づけられるように努力したいと思っています。
 まずは2月までをメドに第二章「黄昏の戦士」を完結させ、気力が続けば第三章に突入したいですね。たはははは。
 いや〜予定では「神々の黄昏」は全三章だったんですけどねぇ。なにしろ第二章は余計な描写を山ほど入れたおかげで肥大化してしまい、書きたかったことの半分も書けていないという状況です。牛歩の歩みではありますが、そのあと半分の書きたかったことを次の第三章ですべて書き尽くせればと思っています。そして三章が終われば、「神々の黄昏」最終章となり完結の予定です。間にいくつかの外伝あるいは挿話をストーリー補完の目的で挟むことも予定しています。いよいよ大詰めとなってきますが、大風呂敷を広げすぎたストーリーをなんとかまとめられるといいなと思ってます。
 それでは今年も「神々の黄昏」と樋渡ゆうぞーをよろしくお願い申し上げます。

 さて、この年末年始、みなさんはどのように過ごされましたでしょうか。
 わたくしはと言いますと、北海道は紋別へまいりまして、のんびり食い倒れ旅行を満喫してまいりました。これでもかというくらいにうまいモンを食べ、ふだんあり得ない早起きをし、なんと元旦の初日の出まで拝んで来ちゃいました。
 というわけで、新年初めのフリートークは北海道プチ旅行記でございます。

一日目:空港から街までとぼとぼ歩くの巻

 前日から緊張のあまり寝付けなかった樋渡。修学旅行はもちろんのこと、スキー旅行なんかでも前日ドキドキして眠れない人間だったのですよ。学生時代、北海道へ飛行機でスキー旅行に行ったことがあったのですが、起きたら飛行機チェックインの時間。あわててギリギリのスカイメイトを使って自腹で片道航空券を買ってみんなを追いかけた記憶が(笑)。
 それは今回絶対に許されないんですわ。なんといっても、羽田から紋別までの就航は一日一往復! 乗り逃がしたらもうその日は絶対に紋別に行けないんですね。
 とりあえず無事羽田には迎えたんですけれども、搭乗前のボディチェックで問題発生。キーホルダーにZIPPOの十徳つきオイルマッチをつけていたのですが、ハイジャック防止対策のため、こんな小さなナイフやハサミのついたものでも機内持ち込みはアウト。とりあえずそこでいったん没収され、到着した紋別空港の手荷物受け取り場で返還されることに。あちゃー。やっちまった。
 さて。紋別まではおよそ二時間弱で到着したのですが、寝不足かはたまた中耳炎のためか、高度を徐々に落として着陸準備に入ったときから激しく耳の中が痛み、ついでに耳抜きもうまくできずにたいへん苦しみましたです。耳が引きちぎられるような痛みと格闘しながら着陸の瞬間を待ち、降り立ったあとはずっと鼻をつまんで耳抜きをしてました。

◆こぢんまりとしたオホーツク紋別空港。なんかアットホームな空港だなぁ
◆紋別空港に到着したANKの航空機。ふつうの旅客機よりもずいぶん小さいのです

 さて、到着した紋別は晴れ。とても小さな空港に驚いたのですが、朝からニコチンをずっと入れてなかった樋渡と相方、荷物を受け取ってからとりあえずロビーで一服。100人にも満たない小さな旅客機だったので、ほかの乗客のみなさんがあわただしく出ていくのを横目に見ながら「さ〜て、このあとどうすっぺか」などと相談していたのですが、実はこのときに大いなる間違いを起こしておりました。
 オホーツク紋別空港から紋別市内へは、タクシーか、着陸のしばらく後に発車するバスで移動するのですが、気がつけばバスはとうに行ってしまったあと、その後のバスはもうないし、空港の前に止まっていたタクシーも一台もいない状態。
 そこで何を思ったか樋渡夫妻、「街まで歩いていくか」。
 アホでした。空港から街までは後で聞いたところ、10キロ以上はあるのだということ。キャリーをひきながら街までの雪道をとぼとぼと歩き、気分を盛り上げるために「北の国から」のテーマソングを大声で歌っていたのですが、途中すれ違う車の人たちが見る見る。そりゃそうですわ。国道とはいえ、空港から街まで歩くやつなんているわけがない。アイスバーン状態の歩道に積もった雪にキャリーの車輪が取られて何度か転びそうになったり、日が陰って気温が下がり始めた中、息を弾ませて歩いたり、さんざんな道のり。

◆歩いていくという決意のもと、空港を出る途中のロータリーでお約束(注:相方です)
◆空港から一本道の国道。こんな距離を歩こうってのがそもそもの間違い

 結局約1.5キロくらい歩いたところで根を上げ、タクシーを呼んでホテルまで連れて行ってもらいました。
 乗ったタクシーの運転手さんが「どうして(空港からもずいぶん離れた)こんなところにいたのか」と不思議がっていたので、バスが行ってしまい観光がてら、健康にもいいし歩いていくつもりだったと話すと大笑いしてました。さらに、お若いのにどうしてこんな紋別みたいな田舎に来たのか尋ねられたので、「カニを食べてゆっくり温泉につかって過ごしたいから」と答えると、「そうだよねぇ、やっぱり人がたくさんいてごちゃごちゃしたところよりも、田舎でゆっくり酒飲んで温泉つかって寝て酒飲んで……みたいな正月の過ごし方がいちばんいいよねぇ」なんて笑ってました。いや、ほんとにゆっくりしに来たんでそれがいちばんいいんですけど、確かにこの時期、紋別はすごい閑散としてるんですよね。流氷もないし。

◆ホテルの窓からのオホーツク海の眺め。流氷もなく、雪も少な目ですがホントに人っ子一人歩いてないって感じ

 ホテルに到着してチェックインをすませたあと、さっそく風呂につかって旅の疲れを落としました。
 このホテルには天然温泉の露天風呂があるのですが、チェックインのすぐあとだったために他の観光客もほとんどおらず、室内風呂も露天風呂もたいへんゆったりつかることができました。ついでにいつも入らないサウナなんぞに入ってみたのですが、案の定その夜は湯あたりでもしたのか、熱を出したり寒気がしたり吐き気がしたりでたいへんでした。

 そしてこの日の夜は、この旅行の目的のひとつでもあるカニづくし料理です。紋別は1月末の流氷やカニで有名な街。流氷にはちょっと早いのですが、カニはいやというほど食べられました。カニしゃぶに始まり、カニの刺身やカニのすり身が入ったカニまりも(?)、それから活きたズワイガニをまるごと一匹蒸した蒸しがに。いや〜、もうこんなデカくてウマいカニを食べたのは生まれて初めてざんすよ。

 うまいカニ料理に舌鼓を打ったあとはお約束のように疲れて寝てしまったのですが、翌日は元日ということで、ガリンコ号IIと呼ばれる砕氷船で初日の出を拝みに行くことにしました。
 紋別港から砕氷船でオホーツク海へ出航し、お雑煮とお神酒をいただきながら海上に顔を出す初日の出を拝む特別なクルージングがあるのですが、この砕氷船に乗って初日の出を見るためだけのツアーもあり、この時期はツアー客もたいへん多いそうな。そのためにホテルで予約すれば紋別港までの送迎用バスを出してくれるのですが、なんとホテル前5時45分集合です。ひい〜起きられるのか樋渡。

 というわけで、二日目以降はまた次回のフリートークにて。