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フリートーク > 2004年4月10日バックナンバー

クラシックで心の洗濯

 3月中に引っ越し先のサーバーの契約を済ませて、ゆっくり4月いっぱいをかけて移転の作業をするべかーと思っていたのですが、ちょいと手が空いたときにファイル転送を行ってしまったため、小一時間で移転完了。DNS書き換えまでの間に少々(自分的)混乱があったのですが、なんとか本日までの間にDNSも浸透し、不具合も修正されたことでしょう。現在は問題なくすべてのコンテンツが表示、稼働していると思われます。
 実はいちばんの混乱に陥ったのが当人だったり。移転の間の空白の時間(ダウンタイムですね、いわゆるサイトにアクセスできなくなる時間)を作りたくなかったので、新しいサーバーの準備ができた直後にあらかじめ元のサーバーとおんなじようにファイルをアップしておいたのですが、なにを思ったか転送が完了した直後に古いサーバーとの契約をいきなり解除。CGI関連などのファイルのパーミッションも確認せず、さらには自動応答メールで使っていた文言のサルベージも行わないまま古いサーバーが契約期間満了でアクセスできなくなったために、「オーマイガッ! あのファイルがローカルにねーでやんの!」なんてことになりまして。しかもファイル転送を行った直後にドメイン管理のほうでネームサーバーを書き換えたのですが、これを失敗しやがりまして、おかげでDNSが浸透するまでの間、自分までもサイトにアクセスできなかったり。IPアドレスがWWWのほうとFTPと両方割り当てられているので作業自体はIPから直でできたのですが……。おおおおーーー自分で空白の時間を作ってりゃ世話ねーっつーの。
 アクセスできなかったみなさまにはご心配とご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ございませんでした。m(_ _)m
 とりあえずざっと見たところ、本サイトのCGI関連は現状ではすべて問題なく稼働しているようです。また、「魅力的な小説サイトをつくろう!」の掲示板およびアクセスカウンターなどもすっかり忘れておりまして、後から気づいてアップし直し、現在問題なく稼働している模様。管理人としてダメな俺様を許してくだされ……。
 もうちょっと落ち着いたら、兼ねてから準備を始めていたCMSを使って、自動で管理できる便利サイトに変貌させようと思っております。PHPもMySQLも問題なく使える素敵なサーバーではあるのですが、イマイチそれを使い切れていない状態だったりするのが玉に瑕。
 それが終わったら「魅力的な小説サイトをつくろう!」のほうも続編を執筆してまいりたいところですな。
 あれ? 小説のほうは?
 いや〜もういい加減いいトシこいてくると、冗談抜きでサイトに関わっていられる時間が少なくなりますなぁ。あともうちょっとで2章が完結するんで、ここはちょいとふんばってみたいところです。3月はなにしろ遊びまくりだったんで、4月はゆっくり執筆に専念したいですね。

 3月後半からずっと風邪を引いていたのですが、なんだか今年の春の風邪はやけに長引きます。先々週あたりからずっと微熱と胃痛が続いていて、空腹時に激痛、食事のあとに鈍痛ってな状態。季節柄飲み会がたいへん多かったのですが、食欲がないというわけでもなかったので逆にツライところです。おまけに、先週末は懇意にしていたサイトマスターの方々とホテル飲み会を開いたのですが、まんまとその夜に熱を出しまして、部屋の隅でふぅふぅ言いながら寝ていたり。その後もどうにも体調が悪く、この一週間引きずりまくりです。
 周りでも風邪っぴきがたいへん多いので、みなさんもご自愛ください。

 怒濤の決算月でもある3月が終わって、目標をなんとかクリアしたダメサラリーマンの樋渡(社長賞はもらえないけどね)、気が抜けたのかストレス発散か、最近はヤフオクやら楽天やらで鬼のように買い物をしまくっております。ところが、3月末の花見では10万近くを立て替えているため、激しく金がありません。今月の家賃はまだ相方に支払えない状態。口座にはほとんど金がない状態なので、家計は火の車です!
 頼む! 早く立て替え払いの金を返してくれぇ!
 こんな状態で買い物してるってんだから、本当にだめな人ですな。
 で、ちょうど今頃に着られる服がないってんで、春物のジャケットやコート、靴、パンツなんぞを鬼のように買いまくってるんですが、昼間受け取れないので全部会社に届けられるようにしてるんです。会社でも「樋渡は買い物魔神」とされているので、「また買ったの?」と百回くらい聞かれるかと思うとうんざり。いや、荷物受け取る同僚もうんざりだと思うけどね。すまん、同僚よ。
 そんな中でちょびっと樋渡家でブームになってるのが、クラシックの音楽CD。樋渡家ふたりとも音楽全般好きで、特に相方なんかジャンルを問わずいろいろなものを聞きまくっているのですが、クラシック方面もわりと強いらしい。我が家のAV事情は現在怒濤の7.1chになっていることもあり、相方が最近いろいろスーパーオーディオCDのクラシックアルバムを買って大音量で聞いています。
 先日はストラヴィンスキーの「火の鳥」を買ってきて毎日のように聞いています。相方は近代クラシック、特にロシアの民族音楽の要素を取り入れたストラヴィンスキーとか、マーラーとかが大好きだとのこと。いろいろうんちくを語ってくれるので、私も一緒に聞きながら心の洗濯をしています。
 で、私は先日Amazonにてホルストの「惑星」と、ホルストの曲をシンセサイザーでフィーチャリングしている富田勲の「惑星」の二枚を注文しました。ホルストの「惑星」はいろいろな人が指揮をしているものが本当にたくさんあるのですが、今回買ったのはスーパーオーディオCDで、レナード・バーンスタインが指揮をしてニューヨークフィルハーモニックが演奏しているもの。富田勲はアナログ盤(レコード盤)で何枚か持っていたのですが、昨年CDで4.1chに対応した新しい「惑星」が出ていたので、いっしょに買ってみました。
 以前、仕事であるCG作家さんにインタビューをしにいったとき、たまたまホルストの話になったんですね。ご自身でも「惑星」が大好きで、いろいろな指揮者が指揮をしているアルバムほとんどすべてを持っているのだとか(実際にそのコレクションを見せていただいたのですが、本当に「惑星」のアナログ盤が50枚くらい揃ってた)。そこでインタビューをしていた私が逆に「『惑星』の中でどの曲が好きですか?」なんて聞かれてしまったことがあります。すかさず「『火星』ですね」と答えたのですが、実は単にELPが「火星」をカバーしていたのを気に入っていただけだったんで、お恥ずかしい(;´Д`)。もちろん「木星」も好きなんですが……。
 指揮者によって雰囲気が全然変わるというのはクラシックの世界ではよくある話だそうなんですが、そのCG作家さんのお話によれば、「惑星」は特に指揮者によって雰囲気の変わる作品なんだそうです。
「『火星』の副題はご存じですか?」と聞かれたので(この時点でインタビュアーとしては失格な私)、「『Bringer of War(戦争をもらたすもの)』ですよね」と答えると、「そうなんです。もろに戦争を現した曲なんです。これが第二次大戦前の作品と後の作品では、全然スピードが違うっての、ご存じでした? 戦争の仕方そのものが変わってきたということなんですよ」と言われ、ショックを受けたことがあります。
 どの指揮者だったか忘れましたが、第二次大戦前の「火星」では、ものすごくスピードが速い。ところが戦争が終わり冷戦の時代に突入したときの作品では、ものすごくスローテンポなのだとか。これは、大戦中、前の戦争では人海戦術で人間が戦っていたので、曲もチャカチャカとものすごく早い。対して冷戦の時代に入ってからは人海戦術で戦争が行われることなく、ボタン一発でミサイルを発射できるにらみ合いの状態が続いている、そんな瀬戸際の外交とか重苦しい冷戦の空気をスローの重いテンポで表現しているのだと言われているんだそうです。
 クラシックに限らず、音楽はその当時の世相を現しているんだなといたく感銘を受けた思い出のある作品のひとつ。それでは、東西の冷戦も終わり、中東との対立が浮き彫りになっている20世紀後半から21世紀では、どんな「火星」となるのでしょうか。