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フリートーク > 2005年11月20日バックナンバー

時間の使い方

 実家のワンコが先日大往生しました。15歳でした。
 あと一時間で処分されてしまうからと、飼い主の男の子が段ボールに入れて駅前でいろんな人に「飼ってくれませんか」と声を掛けていたのを、高校生だった妹が不憫に思ってナイショで持って帰ってきたのが15年前。大学から帰っきた私に、妹が「おねえちゃん、ちょっとちょっと!」と袖を引っ張り、弁当を包むきんちゃく袋にくるまれて寝ている子犬を見せてくれました。生まれたばかりで目もあかない子犬がキューキュー鳴いていたのですが、まっくろでしっぽはまるでねずみのように細くて長く、いったいこの犬はどんな種類なんだろうと思ったほどです(大きくなったらただの茶色の雑種犬でした)。うちにはすでにポメラニアンもいたし、一緒に飼っていたマルチーズも死んだあとだったので、絶対に飼えないだろうなと思っていたのですが、結局家族全員が情にほだされて飼うことに。とんでもないわんぱくで、甘やかして育てたものだからどうしようもないわがままに育ってしまったけれども、どこへいくにも家の中でもぴったりくっついてきたり、寒ければ布団の中に潜り込んできたり、そういう姿ばかりが思い出されます。
 私が家を出てからずいぶん体も弱っていたみたいですが、先日転職前の夏休みに帰って写真を撮ったり、一緒に過ごせてよかったです。
 15年、あの子はうちに拾われて暮らしてきて、幸せだったのだと信じています。
 と思ったら、会社の同僚が「犬の十戒」などというページを見つけて教えてくれたもんだから、仕事中に号泣ですよ。ホントに。興味がある方はググってみれば一発で出ると思います。人間は動物を自分の思い通りになるものだと思っていますが、それはおごりでしかないんですね。ペットは私たちの生活に深く入り込んでくる、かけがえのないパートナーなんです。

 そんな悲しいできごとで幕を開けた今週だったのですが、週末は会社の企画合宿で都内ホテルで二日間監禁、朝から晩までブレスト&議論で脳みそ沸騰、まじで殺してくれと。ホントにもう、この会社でやってけるのかどうか、体力も精神力もたりんようです。
 主要メンバーの共通認識を作るために、膝をつき合わせて語り合うというのは確かに重要なことではあるのですが、結局プロデューサーレベルの人間の思うつぼにはまったというか、時間を掛けて遠回りをしながらも、うまくレールの上に乗せられた、いや、もとから手のひらで躍らされてた? そんな感じもぬぐえないのですが(笑)、まあ問題はここがスタート地点で、これからやらなければならないことは山ほどあるんだということ。忙しいなんていってる場合じゃございません。
 かつて自分も、「自分だけが忙しくて周りの人間は仕事してない」あるいは「暇な誰かにやらせればいいのになんで自分が」と愚痴をこぼすことがやまほどありましたが、そういう人は一度上から物事を眺めてみるといいと思います。自分だけが忙しく見えるのは自分の周りだけしか見えていないだけで、上から見てみると実はそんなことはまったくないんですね。自分の時間の使い方が下手だったり、自分のことしか考えていなかったり。会社として、事業として何が必要なのかを考えれば、自分がいかに時間を無駄にしていたり、ひとりよがりな似非クリエイター根性となけなしのプライドで意地を張っているかが分かるはず。本当に忙しい人はそういう感覚はまったく持ち合わせておらず、あっという間に一日が終わってしまうほどの仕事量であっても充実して終わってる、外から見ると、なんでも華麗にこなしてるんですね。
 そういう人間に私もなりたいと願いつつ、正直心ではへこたれてるんですけどね(笑)。
 明日からまた一週間はじまるわけですけれども、時間の使い方に関しては前職までのどの職場よりもうまくこなせているはずで、またそれだけにあっという間に終電になってしまっていることもあるんですが、今週の目標は「早く帰る」これです。(;´Д`)

 というわけで、少々仕事関連でへこたれることが多い昨今ですが、気分を入れ替えていくぞ俺様。
 エウレカセブンが急展開で「ようやくアネモネ出てきた、やっぱかわいいな」とか「うへ、コーラリアンってグノーシス!?」とかいろいろ思うところあったり、「宇宙戦争」はまぁこんなもんかなと思ったり、「ハウルの動く城」は思っていたほどわかりやすいものではなくて案外難解だったけど、キムタクと倍賞千恵子さんはすげーな、とか思ったり、「オペラ座の怪人」はブロードウェイで見たっきりだったけれども映画もすばらしかったな〜、とか思い出にふけったり、またしても週末はだらだら映像三昧ですかと、最近それしか楽しみなくなってませんか樋渡さん、とか、そんなこんなでございました。