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資料室:登場人物紹介

ア行

アーノルド・メリフィス
ロクラン王国の軍部を統率する司令官。いまでもアートハルク帝国の残党に脅威を抱く
アジズ
イーシュ・ラミナ《偉大なる一族》の従属一族である〈風の一族〉の若長。戦闘能力と判断力に長け、その行動力一族を率いて集落と戦っている。ナギサの婚約者でもある
アスターシャ・レネ・ロクラン
ロクラン王国アンドレ王の一人娘。柔らかい金の髪とアイスブルーの瞳を持つかわいらしい容姿を持ちながら、わがままでまわりの人間を傷つけるのが大好き。サーシェスとはとある事件をきっかけに親友同士になる
アトラス・ド・グレナダ
グレナダ公国アルハーン大公の次男。かねてより王位継承権で揺れていた公国が崩壊した後は行方不明。2年前、中央特務執行庁の試験で全教科万点という驚異的な成績を修めておきながら、特使にはならなかったという不可解な言動の持ち主
アンドレ・ルパート・ロクラン
ロクラン王国の王。がっしりとした体格の、まさに威風堂々とした王で、政治的能力も高い。ロクラン王国の軍事顧問会の議長も務める。一人娘のアスターシャの友人にと、サーシェスを呼び寄せた張本人
アンドレイ・ポルナレフ
「神々の黄昏」思想にかぶれた狂信的宗教集団の教祖。アジェンタスでの集団自殺の首謀者
オラリー
アジェンタス出身のセテの幼なじみ。ひょろりと背が高く、優男風の青年で、集団自殺の一件でクルトが死んでから、セテに対して根深いコンプレックスを抱くようになる

カ行

カート・コルネリオ
ガラハド提督と同期だった、元アジェンタス騎士団長候補の男。ガラハドとも親友であったが、次期騎士団長と目されていたのに突然姿を消し、なにゆえかアジェンタスに復讐しようともくろむ
ガートルード
聖騎士レオンハルトの妹で、美しい水の魔導師。聖賢五大守護神(ファイブ・ガーディアンズ)のひとりでもあり、戦争終結後は兄レオンハルトに影のように付き添っていたが、同じく5年前のアートハルク事件で生死は不明とされる
ガラハド
アジェンタス騎士団領を治める提督であり、騎士団を統括する騎士団長。常に冷静な判断を下すことのできる優秀な司令官で、中央特務執行庁のワルトハイム将軍とは古い友人でもある
キース
アジェンタスの辺境で傭兵組合を束ねる元剣士。居酒屋を経営しながらアジェンタスに流れてくる傭兵たちに仕事を斡旋している。ピアージュの恩人でもある
クルト
アジェンタス出身のセテの幼なじみ。ぽっちゃりした人当たりのいい青年で、セテと同じくアジェンタス騎士団に入団した

サ行

サーシェス
本編の主人公。銀色の髪と印象的なグリーンの瞳を持つ、記憶喪失の少女ではあるが、その容姿とは裏腹に気丈で勝ち気な面もみせる。剣士になることを夢見てセテに剣を教わっていたが、現在は「水の巫女」になるべく修行中
サンスム
ロクラン王立中央騎士大学の学長。あまり戦争や政治的なことには興味がない、おっとりとした初老の老人
ジャドウィック
セテがアジェンタス騎士団時代に仲良くしていた先輩騎士のひとり。女好きで酒好きで、よくセテやレトを引き連れては飲みに出歩いた
ジョーイ
辺境に住む「海の民」の青年。海から引き上げた旧世界(ロイギル)の品々を中央の市場で売りさばく骨董品屋
ジョカ・ビシュヌ
「挿話:遙かなる憧憬」に登場する破天荒な女聖騎士。180cmを越える長身に、刈りあげた短い金髪の男勝りの剣士で、アートハルクの動向を探るためにアジェンタスにやってきた。興味本位で参加した剣技大会の決勝でセテと対戦することになる
スナイプス
アジェンタス騎士団の中隊を統括し、セテの所属していた第二特別治安維持隊を直接指揮する統括隊長。口も悪いし性格も頑固、おまけにセテをはじめとする若い剣士たちをしごきまくる「鬼の統括隊長」ではあるが、セテの能力は高く評価している
スプリングフィールド
ロクラン王国の司法機関を束ねる司法長官。どんな犯罪も見逃さない強硬派であり、メリフィスの統率する軍部とは仲が悪い
セテ・トスキ
本編の主人公。伝説の聖騎士(パラディン)レオンハルトにあこがれ、自らも聖騎士をめざす剣士。負けず嫌いで気丈で短気、向こう見ずなのが玉にキズ。利き腕は左。持ち前の剣技とスピードで愛刀・飛影(とびかげ)を振り回す熱血青年
セレン・ワルトハイム・イ・メリデーラ
ファリオンの従姉妹で、アスターシャの従姉妹でもあるハイファミリーの娘。ファリオンの一件でサーシェスを憎んでおり、アスターシャと共謀してサーシェスを地下牢に閉じこめるなど、とにかく性格が悪い

タ行

ダフニス・デラ・アートハルク
アートハルク帝国皇帝で、白髪と見まごうばかりの銀髪から「銀嶺王」と呼ばれた。残虐な父王なきあと荒んだ人々の暮らしを改善するためにレオンハルトと奔走し、諸外国からもその政治的手腕を高く評価されていた聡明な皇帝であったが……
チェレンコフ
ロクラン王国の財務長官。でっぷり太った容姿のとおり、おっとりしてひょうひょうとした人物で、議会が白熱すると下劣な冗談を言ってなごませるムードメーカー的な存在

ナ行

ナギサ
美しい黒髪と巨大な翼を持つ〈風の一族〉と呼ばれるイーシュ・ラミナ《偉大なる一族》の従属一族の女性。勝ち気で猪突猛進なところがある。一族の巫女の地位にあり、人間を激しく憎悪している
ナルダ
キースの傭兵組合に所属する情報屋。主に中央諸世界連合の情報収集に奔走しており、特にアジェンタシミルの動向には詳しい
ネフレテリ
アートハルク帝国皇帝ガートルードの腹心のひとりである巫女。十二、三歳くらいの少女の姿をしているが、イーシュ・ラミナが常にそうであるように見かけどおりの年ではない。死者の魂を操るネクロマンシーと呼ばれる恐ろしい術法を得意としている。過去にガートルードやサーシェスと関係があるようだが……

ハ行

ハドリアヌス
中央諸世界連合内で術法の開発を奨励したり術者の教育を担う聖救世使教会の頂点に立つ祭司長。汎大陸戦争後に祭司長に就任したが、大戦中の功績がたたえられて現在の地位にいることと長命であること以外、素顔は謎に包まれている
ピアージュ・ランカスター
要人の暗殺や戦争などを生業とする傭兵。人をさげすむような勝ち気な目をした少女で、ロクランでの喧嘩騒動でセテと出会い、その後アジェンタスでガラハド提督の暗殺未遂の際に再会したセテの一言で、セテをまるで仇のように恨むようになる
ヴィヴァーチェ
光都オレリア・ルアーノの背後にある廃墟グレイブ・バリーに隠者のように住まう美しき女賢者。俗世、特に政治や軍事的な中央の動きを疎んじているが、未来を知る預言者として名をはせている
ビヨルン
ロクラン王立中央騎士大学で、セテやレトと同期の青年。腕も立つが性格が悪く、一度セテに剣で負かされてからは彼を憎むようになり、セテの揚げ足取りに躍起になっている
ファリオン・ワルトハイム
ワルトハイム家の当主であるが、それを利用した悪行三昧には定評がある。サーシェスに乱暴しようとしてセテに斬りつけられ、勘当同然で辺境に左遷させられた。ラファエラの甥っ子でもある
フィリップ・ハートマン
若干24歳で中央諸世界連合直属の臨時顧問官の地位にのしあがった青年。非常に頭が切れ、常に冷静な対処をするが、ときに人を見下したような態度をとることがある
フライス
ロクラン王国ラインハット寺院の文書館長を努める盲目の修行僧。次期大僧正にと目されている強力な術者である。黒髪に端正な顔つきの青年ではあるが、性格は非常にシニカルで扱いづらい面もある
ベゼル
聖騎士レイザークと一緒に暮らす12歳の少女。銀髪を短く刈りあげて言葉遣いも悪いために一見すればちょっと発育の遅い少年のようにも見えるのだが、アートハルク帝国での女児狩りを避けるため、両親に男の子と育てられた過去を持つ
ベルーゾー
元中央諸世界連合の研究チームにいた科学者。要石の封印解呪のため、どういう経緯かいまはアートハルク帝国に与している。簡単な結界の類なら機械を使って数分で解呪することができる天才

マ行

マール
ラインハット寺院で暮らすいたずら小僧。ませた口調でいつもフライスやサーシェスをからかうのが得意
マデライン・ウスカ・デラ・イルマ
アジェンタスの辺境で孤児院を経営している元ハイファミリーの婦人。アジェンタス騎士団の牢から逃げ出して傷ついたピアージュを看病し、彼女を実の娘のように面倒を見た

ヤ行


ラ行

ラファエラ・フォリスター・イ・ワルトハイム
中央諸世界連合中央特務執行庁の長官。中央特使ほか、戦争のスペシャリストの頂点に立つ鋼鉄の女将軍。政治的・軍事的手腕を高く評価されており、人望も厚い。あだ名は「鉄の淑女」
リムトダール
中央諸世界連合でも屈指の術者を生み出すロクラン王国ラインハット寺院の大僧正を務める老人。人柄もよく、ロクラン王からは絶大な信頼を得ており、王の顧問会議のメンバーでもある
ルドルフ
キースの傭兵組合に所属する傭兵。天を突くような巨体の持ち主で、腕力だけが得意の剣士である。ちなみに男色家であり、セテに迫ったことも
レイザーク
クマのような図体を持ち、巨大な剣デュランダルをやすやすと扱う口の悪い聖騎士。酒場での決闘以来、セテからは生涯の敵と目されることに。中央特務執行庁フォリスター・イ・ワルトハイム将軍の義弟
レオンハルト
汎大陸戦争で炎の竜フレイムタイラントと戦った伝説の聖賢五大守護神(ファイブ・ガーディアンズ)のひとり。聖剣と謳われるエクスカリバーを使いこなす、聖騎士の始祖であり、最強の騎士。5年前のアートハルク帝国の事件で死亡したとされる
レト・ソレンセン
セテの幼なじみで親友。セテと共にロクラン王立中央騎士大学へ進学し、卒業後はアジェンタス騎士団で騎士を目指す。人当たりのよい好青年で、子どもっぽいセテの言動にはらはらさせられっぱなしのおもり役でもある

ワ行